重要判例解説(平成19年度) の商品レビュー
受験する年の4月に発売されるものを含めて、5冊(例:平成20年受験なら→平成19〜15年度)を見ておけば百選からの落穂拾いが可能となる。 なお、「判例の動き」は掲載判例以外の判例・裁判例に言及があり、最新版掲載分は目を通しておいて損は無い。 百選と同様に、「事実」と「判旨」を検...
受験する年の4月に発売されるものを含めて、5冊(例:平成20年受験なら→平成19〜15年度)を見ておけば百選からの落穂拾いが可能となる。 なお、「判例の動き」は掲載判例以外の判例・裁判例に言及があり、最新版掲載分は目を通しておいて損は無い。 百選と同様に、「事実」と「判旨」を検討対象とすべきであるが、好きな教授が解説を書いていれば全部読むorイマイチ読んでいてピンと来ない判例である場合には解説にも目を移すという使い方も悪くないように思う。 自身は4月5月は思うように勉強に手がつかなかったこともあって、平成19年度重要判例解説は「判例の動き」を含めて全文を読んだ。他法域にわたる事例の場合、選択科目外の労働法や国際私法掲載の判例であっても解説まで目を通した。即効性があったかどうかは自覚するところではないが、判例のムーブメントというか『センス』とでも言うべきものは多読からしか生まれないようにも思われ、それなりに効果があったものと思う(思いたい)。
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