部下の仕事はなぜ遅いのか の商品レビュー

日垣隆【著】

2018/10/23

この本は、２つのパートに分かれている。　前半は、部下を育成するためには、・暗黙知を徹底的に形式知化して、指示をわかりやすくすべきである。・形式知化することは大変なので、世の中に出回っている知識をパクリまくれ・下位1割に位置する人は切り捨てることで、その他の部下に時間を割けなどが、書いてある。当たり前の話なので、この話に納得する人は、すでに実行しているだろうし、これを読むまで気づかない人は、きっとこれ以降も実行できないだろう、という意味であまり役に立たない。　後半は、著者といろいろな人々（医者、TVディレクタ、新聞記者、リクルート社員、コンサルタント会社社長）との人材育成に対する座談会。前書きに、人のふんどしで本書を書いたといっていたが、まさにそんな感じ。あまり面白くない。

2010/03/27

いろいろと考えるきっかけにはなったが。
1部の講義編。
論の進め方が荒くて読みづらく感じた。
ある話題を扱っているうち、脱線したり、いきなり別の話が始まったり、かと思うと最初の話題に戻ったり。
メーリングリストの連載をまとめたものだから？
いずれにせよ、頭の中に話題をいくつもスタックしておかねばならず疲れた。
2部の討論編も、互いの意見に対してゴリゴリと追及していくシビアさが感じられず、討論というよりは、単に自分の意見を述べあうだけ、質問に答えるだけのように感じた。

ただ討論に先立って、討論で扱う言葉の定義をしているところは、見習いたいと思った。

2009/10/07

誰かが薦めていたので読んでみた作家だったが、もう二度と読まないと思う。
多分波長が合わないだけなのだと思うが、読んでいるといらいらしてきてしまうのだ。
多分、メールマガジンで人を集めてビジネスにする、といったベンチャーをやっている人を、私はまるっきり理解できないのだと思う。

2009/10/04

優れたアイデアを使う（凡人なので）。
ex.酒井識描画指導法
指導とは、期間内に目標を達成させること。
スキルアップ、隠れた能力を引き出すことではない。
秘伝にしない。
戦略的に仕事を進める。
全員のレベルアップを求めない。