Zの悲劇 の商品レビュー
サム警部の娘ペーシェンスが主人公だー! しかもレーンも認める切れ者ときた。 Yの悲劇から10年ほど経ち、レーンはすっかり年をとった… かと思いきや、あの頭脳は健在。 さらにペーシェンスの行動が事件を切り開いていく。 X、Yから趣向を変えてきて戸惑う部分もあったけれど、 読者と...
サム警部の娘ペーシェンスが主人公だー! しかもレーンも認める切れ者ときた。 Yの悲劇から10年ほど経ち、レーンはすっかり年をとった… かと思いきや、あの頭脳は健在。 さらにペーシェンスの行動が事件を切り開いていく。 X、Yから趣向を変えてきて戸惑う部分もあったけれど、 読者とのフェアプレーの精神はやはりお見事(そして敗北)。 最終巻はレーン最後の事件。どんな結末が待っているのか楽しみ。
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(1984.08.14読了)(1979.11.18購入) *解説目録より* 次期選挙に立候補した上院議員が自宅の書斎で何者かに刺殺され、その机の上にはHEと金文字で書かれた黒い小箱が置いてあった。しかも殺害者は左ききらしく……。〝へジャスの星〟をめぐる四悪人の運命の絡み合いに挑ん...
(1984.08.14読了)(1979.11.18購入) *解説目録より* 次期選挙に立候補した上院議員が自宅の書斎で何者かに刺殺され、その机の上にはHEと金文字で書かれた黒い小箱が置いてあった。しかも殺害者は左ききらしく……。〝へジャスの星〟をめぐる四悪人の運命の絡み合いに挑んで、敏腕サム警部とその愛嬢ペーシェンス、老齢の名探偵レーンなどの息づまる死闘が展開される。 ☆E.クイーンの本(既読) 「Xの悲劇」E.クイーン著・大久保康雄訳、新潮文庫、1958.10.30 「Yの悲劇」E.クイーン著・大久保康雄訳、新潮文庫、1958.11.15
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