境界性パーソナリティ障害のことがよくわかる本 の商品レビュー
借りたもの。 境界とは、神経症と統合失調症の間、不安定な症状を指しているようだ。 「自己イメージが不安定」な傾向があるらしく、例として挙げられている行動は、自分と他人の境界、その区別・線引が未分化な状態であるように見える。 社会・対人関係に関わる障害であるため、個人精神療法に頼ら...
借りたもの。 境界とは、神経症と統合失調症の間、不安定な症状を指しているようだ。 「自己イメージが不安定」な傾向があるらしく、例として挙げられている行動は、自分と他人の境界、その区別・線引が未分化な状態であるように見える。 社会・対人関係に関わる障害であるため、個人精神療法に頼らないことを喚起する。 家族や社会との関わり方や少しでも良い方向に向かうための接し方の例も掲載。 気張らず、理解する布石として良い本。 私は専門家ではないし、ここに書かれていることを鵜呑みに実践して上手く事が運ぶとは思わない。短絡的に考えれば、「そんないちいち気を使っていられない!」という意見が出てくるだろう。 診療中にクライアントに依存されやすい、陥りやすい問題の対処法についても簡単に紹介されているので、当事者や周囲の人間に分かりやすく伝えるのに適していると思う。
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大変に読みやすく、かつ、コンパクトで要を得た内容。 うんうん、とうなずくことしきりでした。 結論は、本人に誠実に接するとともに、関わる人全員で力を合わせること。チームワークの大切さを確認できました。とかく人は自分だけはいい人になりたがりますが、この病気にはそれは逆効果です。 ...
大変に読みやすく、かつ、コンパクトで要を得た内容。 うんうん、とうなずくことしきりでした。 結論は、本人に誠実に接するとともに、関わる人全員で力を合わせること。チームワークの大切さを確認できました。とかく人は自分だけはいい人になりたがりますが、この病気にはそれは逆効果です。 さらにこの病気については、深めていきたい。
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この病気についての解説だけでなく、まるまる1章を割いて 治療法について詳しく書いていたのがよかった。 個人精神療法だけが全てではないし むしろ適応外の人もいるということが、今回いちばんの収穫だったかな。 イラストも多く、専門用語を使わないように工夫されているので 初学者でも簡単に...
この病気についての解説だけでなく、まるまる1章を割いて 治療法について詳しく書いていたのがよかった。 個人精神療法だけが全てではないし むしろ適応外の人もいるということが、今回いちばんの収穫だったかな。 イラストも多く、専門用語を使わないように工夫されているので 初学者でも簡単に読めるし、時間もかからない。 それでも、中身はけっこう充実していたのではないかなと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
境界性パーソナリティ障害とはどういう障害なのか、対処法、疑問、病院について、治療法などについて、わかりやすくまとまっています。イラストも多く、境界性パーソナリティ障害(境界性人格障害、境界例)についてあまりよくわからず、初めて知りたい方にオススメです。
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境界性パーソナリティ障害(ボーダーライン)についてが、よくまとまっている本。 図が多く、イメージをしやすい。文章のみの本の方が内容は濃いが、全体のイメージをつかむのであれば、このように絵本に毛が生えたような本の方が全体像を把握するにはよいような気がする。
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患者さんや家族に病気であることをどう納得してもらい、治療を継続してもらうか、という点をもう少し解説してほしかったですね。図書館予約数は0(08/05/20現在)です。
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