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ともだち刑 の商品レビュー

3.8

17件のお客様レビュー

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2010/12/20

感情のリアルさに、こちらまでも気持が揺らされるというか・・・。 このいじめられる側の痛い感情はちょっとだけだけど知ってる。 でもこれはそこに救いのない感じで、読んでいてつらいけど 引き込まれる。 2010購入  /  2010.12.19読了

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2010/04/28

あたり前だが後味が悪かった。 あの世代のリアルな、「処刑」 きっと誰にでも覚えはあるはず。 あんなにも閉鎖的な空間、そのなかで持て余される攻撃性。そしてそれは閉塞的な状況という絶望をスケープゴートに与える。 教師を目指している方にはぜひ読んでもらいたい。「火の通りきっていない...

あたり前だが後味が悪かった。 あの世代のリアルな、「処刑」 きっと誰にでも覚えはあるはず。 あんなにも閉鎖的な空間、そのなかで持て余される攻撃性。そしてそれは閉塞的な状況という絶望をスケープゴートに与える。 教師を目指している方にはぜひ読んでもらいたい。「火の通りきっていないジャガイモを食べてしまった時の匂い」がする中学校には、必ずともだち刑がある。

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2010/02/06

読んでいてとても気分の悪くなる本だった…。 いじめというか、この世をさけずんで見ているというか、この本がこれ以上長かったら人間としてどうにかなってしまいそうだった。 でも気持ち的にはわからなくもないなと思った。 人間というものは心のうちで何を思っているのかわからない生き物だなと感...

読んでいてとても気分の悪くなる本だった…。 いじめというか、この世をさけずんで見ているというか、この本がこれ以上長かったら人間としてどうにかなってしまいそうだった。 でも気持ち的にはわからなくもないなと思った。 人間というものは心のうちで何を思っているのかわからない生き物だなと感じた。

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2009/10/04

 雨宮処凛の本を初めて読んだ。  著者の実体験を基にした女子中学生のいじめ現場が書かれている。  「これは、今の日本を包み込む空気そのもの」と解説で斎藤孝氏が言っているように、ただの女子中学生の話じゃなくて、自分にもリンクさせて読んでしまった。    組織内で誰か一人がそ...

 雨宮処凛の本を初めて読んだ。  著者の実体験を基にした女子中学生のいじめ現場が書かれている。  「これは、今の日本を包み込む空気そのもの」と解説で斎藤孝氏が言っているように、ただの女子中学生の話じゃなくて、自分にもリンクさせて読んでしまった。    組織内で誰か一人がそういった対象になるのは、構造上よくあることだよなと思う一方で、いじめられないように根回しして、話を合わせて、機嫌取りに力を注ぐんじゃなくて、自分自身の向上心に力を注いだらいいんじゃないかな。とニーチェの本を読んだ後に思ってしまった。  組織って面倒臭いな。。 ■初めて言葉がロックされるその感触に、私は笑いながら戸惑っていた ■人が存在するためには、自分以外の承認が絶対的に必要で、それがないなら存在していないのとどう違うのだろう ■蝕んで蝕んで、そしてその熱いかたまりは今も私の中で燻り続けている フレーズとか情景描写とか共感できるもの多数。☆五つ。  雄一

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2009/10/04

小説の中の人物に共感はあまり出来ないんだけど、この作品は別。気持ち悪いくらいにリアル。主人公の感じ方は吐きそうなくらいに伝わるし、私も知ってる、ああいう感情。でも、主人公みたいな人のことを舌打ちしたくなる「あなた」の気持ちも、知ってる。知ってる。 私の中の「あなた」だったり担任...

小説の中の人物に共感はあまり出来ないんだけど、この作品は別。気持ち悪いくらいにリアル。主人公の感じ方は吐きそうなくらいに伝わるし、私も知ってる、ああいう感情。でも、主人公みたいな人のことを舌打ちしたくなる「あなた」の気持ちも、知ってる。知ってる。 私の中の「あなた」だったり担任だったりに贈りつけたい一冊だった。 過去(中学時代)1、過去(専門時代)2、現在(大晦日)の組み立て方が良かった!

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2009/10/04

何の変哲もない中学生の私の元に、ある日転校生のあなたが現れる。同じバレー部に所属し、友達になれたことを嬉しく思うほどあなたに憧れる私だったが、練習でミスを連発したのをきっかけにいじめへと発展していく―。 話は予備校生の現在と中学生の頃の回想とを交え進んでいくのですが、とにかく描写...

何の変哲もない中学生の私の元に、ある日転校生のあなたが現れる。同じバレー部に所属し、友達になれたことを嬉しく思うほどあなたに憧れる私だったが、練習でミスを連発したのをきっかけにいじめへと発展していく―。 話は予備校生の現在と中学生の頃の回想とを交え進んでいくのですが、とにかく描写がリアルすぎる。誰にでもわかる平淡な表現なのに、その場の空気をものすごい的確に表現するその文章能力。いじめられる側の心の動きのリアルさ。何年たっても消えない憎しみの向かう先。薄い本ですが、十分な内容を備えています。

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2011/12/05

友達から借りたの まだちゃんと読んでないの でも最初の文読んで無性に平面構成が描きたくなった

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