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ブラッドジャケット の商品レビュー

4.4

10件のお客様レビュー

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今まで多く小説を読ん…

今まで多く小説を読んできましたが、個人的に一番好きな小説です。ジャンル分けとしては吸血鬼ものに分類されるでしょう。このシリーズの第一作目、「ブラックロッド」にも登場していたロング・ファングと呼ばれる強力な吸血鬼、それにからんでいく主人公の話です。しかし、ありがちなただ悪い吸血鬼を...

今まで多く小説を読んできましたが、個人的に一番好きな小説です。ジャンル分けとしては吸血鬼ものに分類されるでしょう。このシリーズの第一作目、「ブラックロッド」にも登場していたロング・ファングと呼ばれる強力な吸血鬼、それにからんでいく主人公の話です。しかし、ありがちなただ悪い吸血鬼を倒しておしまいという話ではなく、二転三転する作りこまれたストーリーがぐいぐいと独特の世界観とともに読者をひきずりこみます。

文庫OFF

2022/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三部作のうち二作目。前作のように疾走感と格好良さを詰め込む代わりに、キャラクターの内面描写が多く、抒情的な雰囲気が魅力。 死体屋の気弱な若者、愛に満ちた狂った神父、復讐の老研究者、被害者でありながら自由でコケティッシュな少女。 適当に登場人物を紹介しても様になる、面白さが伝わってくる(気がする)。

Posted byブクログ

2018/12/22

 仏教系サイバーパンク小説、「ブラックロッド」の続編。  ヴァンパイアハンター、ナイトウォーカーの前日譚。  前作に比べると詰め込み具合が減っていて、ちょっと寂しかった。

Posted byブクログ

2012/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブラックロッドシリーズ第2弾です。 吸血鬼が話の中心です。 ブラックロッドは話の外枠にちょっと出てくる程度。 この小説の世界設定はすばらしいです。 仏教もキリスト教もごちゃ混ぜにして、それが世界の基準であり、科学で解析されているってのが凄い。 可愛いおねーちゃん的なのは、ミラとヴァージニアぐらいで、基本的にはごついおっさんと細いにーちゃんが主な登場人物ですね。 あと、小さなおっさんも。 ごついおっさん二人が非常にカッコイイです。 両方とも宗派は違えど坊さん(片方は神父)なんですが、筋肉隆々で物理戦闘のみならず奇蹟やらなんやらと凄い能力の持ち主。 主役のにーちゃんはにーちゃんで特殊能力の持ち主だったりするんですがね。 特殊じゃない人を探すほうが難しいのがこの世界ですが(笑 非常に面白かったです。

Posted byブクログ

2012/02/14

前作に引き続きとても面白いけど何か物足りない。吸血鬼が中心なのもあってややありきたりというか設定の外連味が足りない感じ。やっぱ機甲折伏隊(ガンボーズ)みたいな冗談めいたルビ付きの専門用語がバンバン出て来た方が楽しい

Posted byブクログ

2011/03/06

自分の中に深く組み込まれすぎてて、アラとか見えない。 面白いかどうかも最早よくわからない。 少なくとも、今の自分の一部は確実にこれでできている。 ★5つけるとか。

Posted byブクログ

2014/08/31

ライトノベル「ケイオスヘキサ」三部作の二作目です。 主人公が壊れていく過程をもっとじっくりと描写してほしかったところです。

Posted byブクログ

2009/10/04

「ブラックロッド」の続編、というか過去編。ブラックロッドよりも人間ドラマに重点が置かれている。そうした話を書かせてもこの作者は上手いが、あくまでキャラクターに対し突き放した態度を取っているので、けっこうえげつない話ながら、あまり鬱な話は苦手という人でも読めると思う。たぶん。

Posted byブクログ

2009/10/04

ネットで評判を見る限り「ブラックロッドより良い」という評価が支配的なようだ。俺は逆の評価だが。ブラックロッドより時代を前に設定し、吸血鬼・ロングファングに焦点を当て、その謎を解き明かしていく。 登場人物の壊れっぷりはこちらの方が上。…だが、どうにも挿絵にオリジナリティというか、ブ...

ネットで評判を見る限り「ブラックロッドより良い」という評価が支配的なようだ。俺は逆の評価だが。ブラックロッドより時代を前に設定し、吸血鬼・ロングファングに焦点を当て、その謎を解き明かしていく。 登場人物の壊れっぷりはこちらの方が上。…だが、どうにも挿絵にオリジナリティというか、ブラックロッドのときのようなインパクトが無く、この点で損をしているように感じる。三部作の中では凡作。

Posted byブクログ

2009/10/04

狂気。 美しいまでの狂気。 それを文章化したものがここにある。 文学作品ではないので、苦手な人は苦手でもあろう。

Posted byブクログ