梟の城 新装版 の商品レビュー
映画化もされましたが…
映画化もされましたが、やはり原作は超えられません。主人公、重蔵のストイックな生き方(忍ってそういうものかもしれませんが)が格好良く描かれています。権力者の利害によって生まれた任務に翻弄されながらも、忍びの道から外れ「個」としての行動を選択する様はなかなか痛快です。
文庫OFF
- ネタバレ
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この本を読んでから忍者に興味を持った。 フィクションだろうと思い読んでたら最後に「え?マジ?架空の物語ではないのか?」となり、一気にこの物語が好きになった。
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司馬遼太郎の歴史小説。1996年。映画化された内容であり、中身は忍者の物語。秀吉の暗殺を企てる忍者である葛篭重蔵と、昔は同朋であったものの、忍者を裏切り重蔵を捕らえる側にまわった風間五平を描く。2人の忍びとしての振る舞いや考え方が対照的であり、その対照的な両者にひかれる女性たち(...
司馬遼太郎の歴史小説。1996年。映画化された内容であり、中身は忍者の物語。秀吉の暗殺を企てる忍者である葛篭重蔵と、昔は同朋であったものの、忍者を裏切り重蔵を捕らえる側にまわった風間五平を描く。2人の忍びとしての振る舞いや考え方が対照的であり、その対照的な両者にひかれる女性たち(くのいち)も同様に比較できる。中盤の甲賀忍者との戦いも緊張するシーンであるが、クライマックスはそれ以上にひきつける展開であり、非常に面白く映画をみたくなった。おすすめ。
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司馬ファンに勧められて読みました。伊賀忍者の話。司馬作品のなかではエンターテイメント性が高くて読みやすいかも。これを読んで以来、蚊にさされると、体中蚊に刺されて血をしたたらせながらも微動だにしない忍者たちの世界を思い出してしまいます。うう、そんなのあり得ない!
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