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世界を動かす原油のことが面白いほどわかる本 の商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2019/12/21

原油についての基本書 身近な製品と原油との関係から、原油価格の決定に寄与する勢力の説明、原油と経済の関係、今後の原油周りの勢力図の予想などが書かれている。 基本的な事が書かれているので、基本を知りたい人には良いかもしれない。 ただ、少しでも日々ニュースに気を向ける人にとっては...

原油についての基本書 身近な製品と原油との関係から、原油価格の決定に寄与する勢力の説明、原油と経済の関係、今後の原油周りの勢力図の予想などが書かれている。 基本的な事が書かれているので、基本を知りたい人には良いかもしれない。 ただ、少しでも日々ニュースに気を向ける人にとっては冗長で薄い内容。一般論が述べられているだけで、特段面白みがない。 一度サラサラと眺めてみてから読み始めることをお勧めする。

Posted byブクログ

2011/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

石油業界のことくらいは知っておこうと思って読んだ本。 正直、あまり頭に残ってない。もっと力いれて読むべきだったかな。

Posted byブクログ

2011/01/08

オイルショックって何ですか?何で原油価格は上がるんですか?って答えられます? くるまには乗らなくても誰もが経済的に打撃を受ける原油高。ちゃんと知ってると経済の知識として役に立つ。

Posted byブクログ

2019/01/16

石油関係の講義を受けていた関係で読んでみた本 最近、ガソリン税の暫定税率問題で大きく議論されていることから分かるように原油価格の高騰が企業から家庭を含めて大問題になっています。 じゃあ、何でそんなに原油価格は上昇するのだろうか? ってかどうやって原油価格って決まってるの...

石油関係の講義を受けていた関係で読んでみた本 最近、ガソリン税の暫定税率問題で大きく議論されていることから分かるように原油価格の高騰が企業から家庭を含めて大問題になっています。 じゃあ、何でそんなに原油価格は上昇するのだろうか? ってかどうやって原油価格って決まってるの? という素朴な疑問から、サブプライム問題などの金融、株式との関係、各国の石油戦略、脱石油化の流れまで分かりやすく説明してくれます。 非常に勉強になりました。はじめの1冊に最適だと思います。

Posted byブクログ

2010/03/28

2008年の油価高騰の背景について分かりやすく説明。 本書では 高騰の真犯人は投機マネーの流入によるものではないかと結論づけているが、その後の暴落ぶりを見ればそれは大方当たっている。 ヘッジファンドは自らうわさをふりまいて投機マネーの流入を促す場合すらあるというから末恐ろしい。...

2008年の油価高騰の背景について分かりやすく説明。 本書では 高騰の真犯人は投機マネーの流入によるものではないかと結論づけているが、その後の暴落ぶりを見ればそれは大方当たっている。 ヘッジファンドは自らうわさをふりまいて投機マネーの流入を促す場合すらあるというから末恐ろしい。 原油の金融商品としての性質上、今後も投機対象となりやすく FRBが金利引き下げ⇒ドル安⇒原油へ投資 といった構図がなりたつ。超低金利が続けば再度原油価格の高騰もありうる。 石油業界は、原油価格の高騰や暴落をいかにヘッジするか、あるいは価格転嫁のタイミングをどうするかが重要となる。 企業別原油埋蔵量ランキングではメジャーは十位にすらおらず、潤沢な埋蔵量を誇る中東の国営石会社が上位を占める。中国は原油の純輸入国に転じ、自国での開発ですら追いつかず、アフリカや南米にまで進出し始めた。 今後、準メジャー以下の石油会社では自社での投資・開発はもはや厳しく、権益の取得には効率的なM&Aが必要になってくるだろう。

Posted byブクログ

2009/11/21

原油高騰からインフレにいたる経緯とかをES・面接で使うために買いました。 とりあえず原油ってなんじゃってとこから大雑把に影響の面まで書いててけっこうためになった。 マクロ・ミクロの知識あるとこういうのの読み方変わるんじゃないかと思ったりなんかしたり。 時間あったら是非そういう勉強...

原油高騰からインフレにいたる経緯とかをES・面接で使うために買いました。 とりあえず原油ってなんじゃってとこから大雑把に影響の面まで書いててけっこうためになった。 マクロ・ミクロの知識あるとこういうのの読み方変わるんじゃないかと思ったりなんかしたり。 時間あったら是非そういう勉強もやり直したいなぁ。

Posted byブクログ

2009/10/04

石油を知れば、新聞の読み方が変わる。本のタイトルにもなっているが、本当に分かりやすく書いてあった。 あまりにも内容が濃い(というのもあるが、自分の原油への知識がないのがそもそもの原因だが)ので、ノートをとって復習し知識として身につけたいと思った。 この本を導入本として、石油エ...

石油を知れば、新聞の読み方が変わる。本のタイトルにもなっているが、本当に分かりやすく書いてあった。 あまりにも内容が濃い(というのもあるが、自分の原油への知識がないのがそもそもの原因だが)ので、ノートをとって復習し知識として身につけたいと思った。 この本を導入本として、石油エネルギーを知るのが効率的で、知識も得やすいと思う。

Posted byブクログ

2009/10/07

まず最近の原油高の原因を、新興国の需要や生産国の戦略の与える影響の少なさから投資ファンドによるものと推定。 そして原油から何ができるのかとか、原油とはそもそも何かといった科学的な話から、原油メジャーや日本の権益などを簡単に解説。 さらに原油を巡る経済・産業や産油国の動き、それとB...

まず最近の原油高の原因を、新興国の需要や生産国の戦略の与える影響の少なさから投資ファンドによるものと推定。 そして原油から何ができるのかとか、原油とはそもそも何かといった科学的な話から、原油メジャーや日本の権益などを簡単に解説。 さらに原油を巡る経済・産業や産油国の動き、それとBRICsと原油についても述べる。 経済については基礎的な知識がないと記述が簡単なためにかえって理解しにくいかもしれない。 ただ原油がいかに大事かとゆうことはなんとなくわかっていてもあまり実感することはない。特におれは車も乗らないし。ただこの本を読んだら原油高が日常をどれだけ圧迫するかとゆうことがわかるだろう。 またBRICsの台頭や米国の発言力の低下も同じで、なんとなくわかっているが実際のところはよくわからなかったりする。この本ではそこらへんもカバーしているので、原油だけではなく最近の国際情勢をみるうえでも大きな助けとなった。 最後に脱石油に今のところ成功しているドバイと石油依存から抜け出せないアゼルバイジャンを例に挙げてから「百年後、産油国がどのような運命を辿っているか…」ってフレーズが興味深い。 粗製ガソリンとも呼ばれるナフサは初めて知った言葉。

Posted byブクログ