自閉症児さとしの一日 の商品レビュー

成沢真介【著】

2015/07/12

知っているつもりのことでもこんな風に改めて文章に表されると「なるほど」と思ってしまう不思議。
発達障害の診断がおりてなくても、本の中で示されているような視覚支援が有効な子ってたくさんいますよね

2010/02/11

長年、自閉症児に関わってきた人が自閉症児「さとし」の気持ちになって日常生活の不便さやきもちを書いた本です。
当事者の気持ちを代弁する本という意味では画期的な本だと思いますが、何も知らずに読むと一般の人とは違うとらえ方なので驚くかもしれません。
でも、自閉症児はこんなことで困難を抱えているんだ～というのに気が付くきっかけになる本だと思います。

2009/10/04

物語りから学ぶ発達障害。支援学級の先生がお書きになった、限りなく事実に近い物語です。是非、発達障害に関わる先生に読んで欲しい一冊です。
さとしくんが過ごす１日を物語風に綴ってあります。
朝起きて夜寝るまで・・・無言語の彼は、心の中では、こんな風に考えて感じているんだよ。という事がとても良くわかります。
自閉症児の気持ちになれる本です。

2009/10/04

待っていた。
このように、限りなくリアルな物語を。
特別支援学校、中学校、小学校。舞台はいろいろあるけれど、「あーあるある」「自分も失敗してる」「そうだよな」とうなずいてしまう物語たち。
これこそ、教師がまず読むべき。
各物語の後にある、問題が理解を深める。
よくできている。

ぜひ続編を。

2008年06月17日読了。