眠れぬ夜のグーゴル の商品レビュー
原題は「200% of Nothing」で、一章の「消費電力の200パーセントを節約できる電球」から来ているのでしょう。数字の罠(というか、広告のレトリック)がぎっしり詰まっています。 「100%増加」と「100%に増加」の誤解や、健康と安全に対するリスク表示の過大評価・過小評価...
原題は「200% of Nothing」で、一章の「消費電力の200パーセントを節約できる電球」から来ているのでしょう。数字の罠(というか、広告のレトリック)がぎっしり詰まっています。 「100%増加」と「100%に増加」の誤解や、健康と安全に対するリスク表示の過大評価・過小評価、要素の因果関係など…にわか科学者になりかけた昨今、冷静に数字を見つめなおすのによい本です。ちょっと冗長な感じもしますが。罠にかける側としても読んでおきたいところ。
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2008/1 図書館から。おっしゃれーにつくっているのはいいとして、何の本かサッパリわからなくなっているのが難。谷岡一郎が紹介していたので読む。数学は大事ですよ、と説く。ダレル・ハフと対をなす。ばかげてでかい数字を見るとねむくなるあなたに。
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