ウォートンのとんだクリスマス・イブ の商品レビュー

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2025/01/01

日本人としては、クリスマスイブよりお正月のほうが身内で集まってごちそうを食べる場面が容易に想像できる。子どもの発熱で結局年末年始に実家に帰れなかった自分と、クリスマスイブをモートンたちと過ごせなかったウォートンの悲しみが重なって、せつないことこの上ない…。 子どもに何回かにわけ...

日本人としては、クリスマスイブよりお正月のほうが身内で集まってごちそうを食べる場面が容易に想像できる。子どもの発熱で結局年末年始に実家に帰れなかった自分と、クリスマスイブをモートンたちと過ごせなかったウォートンの悲しみが重なって、せつないことこの上ない…。 子どもに何回かにわけて読み聞かせをした結果、クリスマスはすっかり終わってしまった。なんの気なしに、正月に体調不良の子どもたちを寝かしつけるのに「そうだそうだ、これ読み終わってなかったじゃん」と思い出して読んで、不覚にも泣きそうになった。あぁ…私も料理上手な母のおせち料理を食べたかった…。私は真冬に外をさまよっているわけではなくて、自分の家にいるのだけど、すっかり帰省する気満々で冷蔵庫をキレイに片付けてしまって、正月なのにたいして食べるものがない。 モートンの作るごちそうは、カエルにとってのごちそうなので、ニンゲンの私としては想像するとちょっとウェッとなるけど…。 1作目同様、真冬に外に遊びに行ってしまうウォートン。 1作目同様、危ない目に遭うウォートン。 危ない目に遭っていながらも、人助けを優先してしまうお人好しすぎるウォートン。とてもとても私には真似できない。もし友人でウォートンみたいな人がいたら、愛すべきキャラだと思う。しかしどんだけ優しくても、こういう人を夫にはしたくないな…。掃除好きで、遊びに行くのが大好きなところは私の夫に似ているのだけど。 ウォートンに眠りを邪魔されるクマも、なかなかにいい味出している。1作目のフクロウにちょっと似ている。こういうオッサン、もし現実にいたら。世の中捨てたもんじゃないよね、と思えるだろう。無骨で自分のことしか考えていないけど、ウォートンみたいな人情家にしつこくつきまとわれているうちに何となくいい人になっていく… あれ?つい最近読んだ『あん』の千太郎と、徳江になんとなく似ていないか? 色々雑多に読むと、案外ひょんなところで共通点があったりしておもしろい。 もちろんこれは、「※個人の感想です」なのだけど。 ウォートンのシリーズ、残りあと4冊も読んでみたい。

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2012/12/31

ヒキガエルのウォートンは、土の中の家にこもっているはずの真冬でも、なんつう行動派!暇だからってスケートに行っちゃうんだよ! で、人助けをしてそのまま吹雪の森で遭難してしまう……。ああウォートン! そしてたどりついたのは…熊の洞穴……。 第一作(『火よう日のごちそうはヒキガエル』...

ヒキガエルのウォートンは、土の中の家にこもっているはずの真冬でも、なんつう行動派!暇だからってスケートに行っちゃうんだよ! で、人助けをしてそのまま吹雪の森で遭難してしまう……。ああウォートン! そしてたどりついたのは…熊の洞穴……。 第一作(『火よう日のごちそうはヒキガエル』)に同じく、ピンチに次ぐピンチはインディジョーンズなみ(笑)。子供には楽しくよめて、大人にもハッピーな気持ちが残る佳作。クリスマスが終わってからここに書くけど^^;))。

Posted byブクログ

2011/12/02

あれ・・?読んだことがあるような気がしたけど 「火曜日のごちそうはひきがえる」しか読んでないはずヒキガエルシリーズ クリスマスの準備にいそがしいモートン ウォートンはひまなのでスケートにいって モグラを助けて遭難して くまの冬眠してる穴に入り込んで 何回もくまを起こして 助けて...

あれ・・?読んだことがあるような気がしたけど 「火曜日のごちそうはひきがえる」しか読んでないはずヒキガエルシリーズ クリスマスの準備にいそがしいモートン ウォートンはひまなのでスケートにいって モグラを助けて遭難して くまの冬眠してる穴に入り込んで 何回もくまを起こして 助けてあげないとゆっくり眠れないと悟ったくまがふたりを家まで送ってくれる話 やさしい(ほんとはやさしくないんだけど)くまが面白い かえるは冬は大人しくしてたほうがいいとおもう

Posted byブクログ

2009/10/04

かえるのウォートンがすごした、あるクリスマスイブの日の話。 人は見た目と中身が違うことがあることを学びました。

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