奪われた祝福の夜 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かったです。 ヒロインは愛する男性と婚約中で、まさに二週間後に挙式を控えていました。そんな彼女の前に突如として現れた兄の親友が熱く語りかけます。 ―君には他の男でなく、僕こそがふさわしい。 誘惑に流されまいとする彼女の努力をあざ笑うかのように、彼女は急速に彼に惹かれて―。 結果として、彼女は婚約破棄して、その男と結婚します。元婚約者というのが財産目当ての不甲斐ない男であったからまだ救われものの、もし、仮に元彼が誠実な男性であったとしたら、ヒロインのしたことは到底許されるべきことではありません。いや、正直にいえば、元彼の正体云々の前に、ヒロインとその夫になった男性には私的にはあまり良い印象は抱けないかな。 その後、元彼が一度も登場しなかったのも何か話の展開上、少し不自然な気がしました。面白かったけど、共感できたかどうかという点については微妙です。
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