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立松和平(著者)
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雪山登山での遭難劇。雪崩に閉じ込められた彼が最期に夢想したのは、相思相愛となるはずだった彼女との未来だった。 若き日の純愛か、はたまた現実逃避の脳内麻薬か。 なんていうか、それ以上でもそれ以下でもなかった。残念。
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北海道・日高の冬山登山中に雪崩事故に巻き込まれ遭難死した大学生。死が現実のものとなりつつある中で湧き上がる思い。自分に置き換えてみると、とてもそのような感情は浮かび上がってこない。