散り牡丹 の商品レビュー
内容(「BOOK」データベースより) おびんずると呼ばれ、不老水と称する高価な水を売る陰陽師が、その水を買うために作った借財で窮地に陥った母娘を助けたことから、江戸中で評判になる。ところが、その陰陽師は、裏で浪人金という金貸しを操って人々を借金苦に追いやっていたのだった。助けられ...
内容(「BOOK」データベースより) おびんずると呼ばれ、不老水と称する高価な水を売る陰陽師が、その水を買うために作った借財で窮地に陥った母娘を助けたことから、江戸中で評判になる。ところが、その陰陽師は、裏で浪人金という金貸しを操って人々を借金苦に追いやっていたのだった。助けられたはずの母娘の死を知った三左衛門は、悪を曝こうと動き出す。書き下ろし長編時代小説好評第10弾。 令和3年9月25日~26日
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おびんずるという、何にでも効くと言う不思議な水を売る入道が現れた。高価な薬も使えず、病が重くなるばかりの親子、借金までしてその水を。だが、やはりそんな万能薬はなく、借金のために母親は身を売ることに。 探ると実はその奇跡の水と、金貸しは同じ穴のムジナだった。 また、雪乃を密かに思っていた半四郎は、隠密の仕事が好きで抜けられない雪乃との結婚は難しいのかと弱気になっていた。そして。。。。
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シリーズ第10弾。 前巻に登場した、天童虎之介が早速レギュラーメンバーになった模様。 それにしても、半四郎と雪乃が切ない。この二人どうなるんだろう・・・。
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第10巻目。 やはり短編である。おびんずると梅の月は浅間三左衛門とおまつ夫婦に新たに天童虎之介よる陰陽師による詐欺事件とそれに係わる悪徳役人葛巻新十郎との対決。最低でもこの程度長さが欲しい。でも少し結末への展開が物足らない。 後の2話は同心神尾半四郎と白井菜美の父の係わる事件、と...
第10巻目。 やはり短編である。おびんずると梅の月は浅間三左衛門とおまつ夫婦に新たに天童虎之介よる陰陽師による詐欺事件とそれに係わる悪徳役人葛巻新十郎との対決。最低でもこの程度長さが欲しい。でも少し結末への展開が物足らない。 後の2話は同心神尾半四郎と白井菜美の父の係わる事件、と弥生の係わるお殿さまとの物語、次巻へ津続く話ではあるがやはり物足らない。 いつでも気楽に読める短編として、今後も付き合っていこう。
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