1,800円以上の注文で送料無料

ガンジー自伝 の商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

ガンジーの人生は、「…

ガンジーの人生は、「真実」を探求するための実験のくりかえしであった。この自伝は真実に関する数々の実験記録である。そしてひとつの事実を実証する。真実を探求する精神の力は破壊を呼ぶ物質の力よりもはるかに強く尊いものである、と。

文庫OFF

2016/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1983年刊。  なお、本書の底本は、ガンジー自身の「自叙伝」「南アフリカにおける非服従運動」を、ガンジー死後の1952年に、ガンジー著作編集委員会が纏め、英訳した書と、それに加え、先二作の叙述の漏れ落ちから、訳者が一部拾い上げた叙述を足した書である。  「サッティーヤグラハ」の概要を知り得る。  また、英国植民地にては、南アのボーア戦争の持つ意味の大なることが感得出来そうだ(逆に、近い時期の日露戦争の植民地被支配層への影響は本書では皆無。意外と言うべきか何と言うべきだろうか)。  一方、貧困や植民地被支配層の点で共通しても、乗り越え難い宗教的差異にガンジーが苦慮した様は未来を予見したとも言えそうだ。  さて、本筋(というよりも、ガンジーの社会的業績や対外的行動)とは関係ないが、ガンジー自身が嫉妬にまみれ、妻に対する自身のDVを反省している様には驚いた。

Posted byブクログ

2010/12/16

「弁護士は、人間の性質を心得ていなくてはならない。人間の顔から、その人の性格を読み取ることができなくてはならない。」 「一つの言語を科学的に習得すれば、他の言語の習得は比較的容易になるものである。」 「わたしには、きらいなことは忘れるが、好きなことは実行してみるくせがあった。...

「弁護士は、人間の性質を心得ていなくてはならない。人間の顔から、その人の性格を読み取ることができなくてはならない。」 「一つの言語を科学的に習得すれば、他の言語の習得は比較的容易になるものである。」 「わたしには、きらいなことは忘れるが、好きなことは実行してみるくせがあった。」 13歳で結婚!スワラージ=自治、独立 「二度とあやまちを犯すまいとの誓いと結びついた、心からの懺悔が、それを受ける権利のある者の前で行われるとき、それは改悛の最も純粋な型となる。」 「ほんとうの味覚は舌ではなく、気持である」

Posted byブクログ