青い壺 の商品レビュー

有吉佐和子(著者)

2019/01/16

ぽんぽん展開していくので読みやすい。
戦前戦後の変化を嫌みなく感じられるのは初めてでした。
いろいろな人が登場するけれど、やはり戦争を経験した老人たちの話はおもしろかったなあ。

2010.12.5(Sun.)~12.8(Wed.)

2010/08/15

無名の陶芸家から生まれた青磁の壷。人の手から手に渡り続けて、10年後に製作者と再会するまでに壷が見てきた人間の生活。

おもしろいね。定年退職しておかしくなっちゃった人とか同じ青い壷の思い出を語る姑とか、悲喜こもごもです。

2009/10/04

ひとつの青磁が出来てから、たくさんの人の手を経てまた作り主とめぐりあうまでの年月を描いたお話。壷とのめぐりあいから、手放すにいたるまでに繰り広げられる人間模様に色あせない筆力が活かされていてどんどん読めます。