勝海舟の人生訓 の商品レビュー

童門冬二(著者)

勝海舟の人となりを知…

[文庫ＯＦＦ]

勝海舟の人となりを知るにはお手軽だと思います。全体的に少々お説教くさいところもご愛嬌です。

2018/04/10

なぜいま勝海舟なのか？という問いに答えた本。1989年に書かれたものだが、いつの時代においてもその生き方、考え方のスケールや先見性は類を見ないだろう。

2014/05/11

初本の発売時にたまたま購入し、感銘を受けた本。その後、行き詰ったときに、何度か読み返し、都度勇気づけられた座右の書のひとつ。
明治維新の時代の流れの中で、幕府と政府のそれぞれで、要人として生きてきた勝海舟の生き方、考え方が紹介されている。
『行いは私のもの、批評は他人のものだ。私の知ったことではない。』『いる側で人間を決めつけるな』、『形にとらわれず、本質を見抜け』etc.
世の中が、急激に情報化、グローバル化が進む中で、グループとか、氾濫する情報の中で、他人によって作られた価値観、レッテル、等を形式的なものにまどわされることなく、あくまでも、自分を大切にし、排他的になることなく、ソフトに受け止め、自立した判断、行動ができる人間がますます求められてくるのだと思う。また、自分の足場を確立するためには、何かひとつでも、自分の得意分野を持つことも重要なことだ。

2012/06/03

大河の龍馬伝の頃に読んだ一冊。
中国系の自己啓発よりもよほど感銘を受けた。
以外に勝の本は少ないのに驚き。

2012/07/26

「勝海舟の人生訓」4

著者　童門冬二
出版　PHP文庫

p66より引用
“特技のない人間ほどつまらないものはない。
それは、他人のためではなくて自分のためにつまらない
ということだ。”

小説家である著者による、
明治維新の立役者の人生訓をまとめた一冊。
家庭の問題から仕事に対する姿勢についてまで、
生きる上で出会う事の多い出来事に対し、
波乱の時代を生きた人間の経験が紹介されています。

上記の引用は、
自分の足場を持つ事に対する一文。
一日一日を楽しく過ごす為にも、
自分の特技を何とか作りたい物です。
江戸の末期ごろの人の言う事でありながら、
最近の出来事にあてはめて考える事も出来る、
勝海舟の考えの普遍性の高さに頭が下がる思いです。
いつか私も、
これが自分の特技だと胸を張れるようなことを身につけて、
楽しく人生を過ごしたいと思います。

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2009/10/04

○改革
改革者自身が一番に自己改革する

○本質
ミッションを観る
公理＞私理
職責越える