星の王子さま の商品レビュー
実家の母の蔵書にあったので、幼少時に何となく読んだ。 大人になってからもう一度読みたくなり、この度再読。 大人のおかしさや、大切なものに対する考え方など、今だから理解できたと思う。 もっと著者の本を読みたくなった。
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初めて読んだのは小学生3年生の頃だったか。 うさぎさんと暮らすようになって3ヶ月、「飼い慣らす(apprivoiser)」という言葉を改めて思い出す。 飼いはじめの頃は、かなり神経質な様子で全く懐く気配がなかった。しかも、こちらが構おうとするといつもお昼寝を決め込んで、全くの...
初めて読んだのは小学生3年生の頃だったか。 うさぎさんと暮らすようになって3ヶ月、「飼い慣らす(apprivoiser)」という言葉を改めて思い出す。 飼いはじめの頃は、かなり神経質な様子で全く懐く気配がなかった。しかも、こちらが構おうとするといつもお昼寝を決め込んで、全くの無関心のようでもあった。 そこから少しずつ、毎日本当に少しずつ距離を縮め、今では私が顔を寄せるだけで彼もこちらを見て身体を向けて目を合わせてくるし、餌も私の膝の上に乗って夢中で食べる。横に来て肘を突いて撫でてくれと催促をするので、撫でてやると気持ちよさそうに歯を鳴らし、安心しきってうたた寝をする。 なんと愛しいことだろう。キツネが言っていたことは、まさにこういう感情のことだったんだ。
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絵本だからって軽くみてたら 難しい本でしたー!笑 星の王子様とさまざまな星にたどり着き、 さまざまな人と出会う。 何を大事にしていくのか そして、どこに行き着くのか 愛という言葉があるけれど、 どこに向かうことが 誰に対しての何に対しての愛なのか 自分の信じたことは 流さ...
絵本だからって軽くみてたら 難しい本でしたー!笑 星の王子様とさまざまな星にたどり着き、 さまざまな人と出会う。 何を大事にしていくのか そして、どこに行き着くのか 愛という言葉があるけれど、 どこに向かうことが 誰に対しての何に対しての愛なのか 自分の信じたことは 流されることなく 好きだとか大事にしていきたいと 言える人になってほしいですね。 これを読んだ子供たちにはね。 僕は子どもの時に読んだら無理だったな笑
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約1年かけて子ども達に読み聞かせて、やっと読了。 子どもの時に自分で読んだ時はあまり面白いと感じなかったが、再読して印象が変わった。 この本のエピソードである「砂漠に飛行機が不時着」というのは、飛行機乗りだったサンテグジュペリ自身の体験に基づいている。彼が砂漠や飛行機を操縦しな...
約1年かけて子ども達に読み聞かせて、やっと読了。 子どもの時に自分で読んだ時はあまり面白いと感じなかったが、再読して印象が変わった。 この本のエピソードである「砂漠に飛行機が不時着」というのは、飛行機乗りだったサンテグジュペリ自身の体験に基づいている。彼が砂漠や飛行機を操縦しながら感じたであろう寂寥感や孤独感を小説の形にしているのがこの本だと思う。 義父が1965年に紀伊国屋で買ったという書き込みが残る1962年刊行版の第11刷・1965年。
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砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているから。 きっと、誰もが、それぞれ井戸を隠し持っている と、 信じて生きていけたら、 愛に満ちた人生となるのかもしれない。 また、いつか、読み返したい、と思う。
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この作品は、たしかに多くの人に読まれているが、しかし、この作品が訴えていることは、この作品が本当に届くべき人には届かないであろう。 なぜなら、この作品がそれへの目くばせを示唆しているところの大切なものとは、大切なものを持たない人にはわからないのであり、大切なものを持つ人は、この本...
この作品は、たしかに多くの人に読まれているが、しかし、この作品が訴えていることは、この作品が本当に届くべき人には届かないであろう。 なぜなら、この作品がそれへの目くばせを示唆しているところの大切なものとは、大切なものを持たない人にはわからないのであり、大切なものを持つ人は、この本を読まずともすでにわかっているからだ。 だからつまり、この本は悩める人にこそ勧めたい。何を選択すべきか、いかに生きるべきか、そういった深刻な悩みに、ほんとうに苛まれており、ほんとうに深くそれを考えぬこうとしようとしている人、そういう人こそ、サン=テグジュペリの思いに共鳴できるはずである。
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三葛館 一般 953||SA 知っている方も多いであろうこの作品。 ジャンルは童話ですが、その内容はとても深いものとなっています。むしろ子どもには難しいのでは? とも感じるほど。 実際、筆者自身が「子どもたちにはすまないと思う」と言ってます。 大人や大人になりつつある年代にこ...
三葛館 一般 953||SA 知っている方も多いであろうこの作品。 ジャンルは童話ですが、その内容はとても深いものとなっています。むしろ子どもには難しいのでは? とも感じるほど。 実際、筆者自身が「子どもたちにはすまないと思う」と言ってます。 大人や大人になりつつある年代にこそ読んでいただきたい、忘れてしまった何かを思い出させてくれる一冊です。 編集:1回生 T・Y 和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=30411
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王子さまは賢いから、自分で口輪にリボンをつけるよ。王子さまの羊はきっとおとなしいから、リボンで充分なんだ。 今日は春一番が吹いた。とても暖かかった。
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名作中の名作。 小学校の時に祖母に買ってもらってから何度読みなおしただろう。 深く考えて読むのも良し、その情景や場面にひたって見るも良し。 大人にならないとわからない事。 子供じゃないとわからない事。 きっと私の考え方や価値観に影響をもたらした作品。
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いちばんたいせつなものは、目に見えないのだ…… 飛行機事故でサハラ砂漠のど真ん中に不時着した主人公。そこに現れたのは小さな王子さま、星の王子さまだったのです。星の王子さまと主人公が過ごした時間は短かったけれども、一生忘れられないものを王子さまは残していってくれました−−−星の王子...
いちばんたいせつなものは、目に見えないのだ…… 飛行機事故でサハラ砂漠のど真ん中に不時着した主人公。そこに現れたのは小さな王子さま、星の王子さまだったのです。星の王子さまと主人公が過ごした時間は短かったけれども、一生忘れられないものを王子さまは残していってくれました−−−星の王子さまが主人公と出会うまでの旅の序盤が印象的でした。 「さっきの秘密を言おうかね。なに、なんでもないことだよ。 心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。 かんじんなことは、目に見えないんだよ」私もそうだと思います。あとがきを呼んで、この物語がドイツ占領下にユダヤ人の友人のために書いたものだと知って、物語の何割かを理解できたような気がしました。全体を通して唯一の人物へ宛てたような強い心配りが感じられる気がしたのです。心配りというか、励ましというか、、、当然ですよね。でも、だからそれが後の読者の私たちひとり一人への励ましになっていて、読んでいて、「そうなんだよね。うん、きっとそうなんだよ」という勇気が沸いてくるような気がしました。でも、悲しみも一緒について回るのです。きっとサン=テグジュぺリ氏のご友人を案ずる思気持ちが強かったのでしょう。友人へ宛てたものだという経緯があったので、私はあとがきから読めばよかったな、と思いました。
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