児童虐待を認めない親への対応 の商品レビュー
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児童虐待において、加害者が事実を認めることは、社会的批判の対象になり刑事訴追の対象にもなるので事実を否定することも多い。そして、子どもに 「私たちは虐待を終わりにしてって頼んだ。 しかし、あなたたちは私の家族を終わりにした」 という思いにさせてしまう。 児童虐待の救済の目的は、加害者に虐待を「認めさせる」ことではなくて、虐待を「繰り返さない環境を構築する」こと。その点に着目し、「否認」を回避した「安全つくり」の考え方を解説している。 著者自ら「"醜い"問題に対する"汚い"解決」と表現する実際的な方法を示している。
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