ホモ・モーベンス の商品レビュー
半世紀前の本であるが、今の時代に通じることが多く、とくに自動車との関わり方に関しては勉強になった。予想されている未来と現実を比べながら読むのも面白い。
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●ホモ・サピエンス(考える人)、ホモ・ファーベル(つける人)に対して、ホモ・モーベンス(動民)。 ●打率的に動かされるのではなく、みずからの存在の目的と行為の最高価値をモビリティーに求め、それにより生の存在証明を獲得しようとする人。 ●メタボリズム 1 未来を予見するもの 2 ...
●ホモ・サピエンス(考える人)、ホモ・ファーベル(つける人)に対して、ホモ・モーベンス(動民)。 ●打率的に動かされるのではなく、みずからの存在の目的と行為の最高価値をモビリティーに求め、それにより生の存在証明を獲得しようとする人。 ●メタボリズム 1 未来を予見するもの 2 機能を生む装置 3 多様な洗濯が可能 4 時間的な場 5 世界的である 6 方法論(原型)をもつこと 7 美術館との綜合を拒否して、闘争的関係をもつこと 8 技術(生産様式)に対する密着的依存からの解放 9 幾何学に対する密着的依存からの解放 10 全体てであるより部分的であること ●柳田国男によれば日本人の家意識の中では、「母屋と寓」という対置の考え方が支配的であった。 ●この本の中でシェア、フリー、ノマドワークの時代を1969年に予見している。自動車の話も。
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