断章のグリム(Ⅶ) の商品レビュー
断章のグリム初の短編集。 今まではグリム童話をモチーフにした大きな断章のお話しばかりでしたが、 今回はイソップ童話をモチーフにした、割合小さめの断章のお話しです。 なので3つのお話しが入っています。 2つは雪乃と蒼衣のお話し。 最後の1つは風乃を雪乃のお友達・翔花の過去のお話...
断章のグリム初の短編集。 今まではグリム童話をモチーフにした大きな断章のお話しばかりでしたが、 今回はイソップ童話をモチーフにした、割合小さめの断章のお話しです。 なので3つのお話しが入っています。 2つは雪乃と蒼衣のお話し。 最後の1つは風乃を雪乃のお友達・翔花の過去のお話しとなってます。 何故、風乃が断章を起こしたのか。 その理由が少しだけ見えるお話しになってました。 いつか、風乃の断章のお話しも読みたいなぁと思わせる作品でした。
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<内容> 雪乃のクラスメイトの古我翔花は継母との確執により、雪乃の家で泣いていた…… よくばりな犬、アリとキリギリス、金の卵をうむめんどり の短編集。 神の悪夢ではなく……人の悪夢の話。 <感想> 短編だけあって、今までの壮大さがないためか、やや物足りなさを覚えるが、相変わらず...
<内容> 雪乃のクラスメイトの古我翔花は継母との確執により、雪乃の家で泣いていた…… よくばりな犬、アリとキリギリス、金の卵をうむめんどり の短編集。 神の悪夢ではなく……人の悪夢の話。 <感想> 短編だけあって、今までの壮大さがないためか、やや物足りなさを覚えるが、相変わらず、断章の世界観には圧倒される。 今回はイソップ童話とのことだが、すべて有名な話だけあって、推論もできたりと。。。。 あれですね。アベレージにいい作品・・・つまり、世界観で一定の評価を得られる作品というものは感想というものが書きにくいですなぁwwww
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短編集。面白かった! 人が死なない話がおおかった!珍しい。 アリとキリギリスは私と親友の立場みたくて親近感でした。 私が死ぬほうだけどw でも、内面とともに外見を磨くのは恋には必須だと思います。 だから、私はしにません! 金の卵を産む鶏も面白かった。 風乃と雪乃の過去を知ること...
短編集。面白かった! 人が死なない話がおおかった!珍しい。 アリとキリギリスは私と親友の立場みたくて親近感でした。 私が死ぬほうだけどw でも、内面とともに外見を磨くのは恋には必須だと思います。 だから、私はしにません! 金の卵を産む鶏も面白かった。 風乃と雪乃の過去を知ることができました。 風乃の気持ちは痛いほど分かる。 親に反抗しちゃって、相手が傷ついてるのをみて自分も傷つく。 精神的に親近感の湧く話が多かったです。
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今までのシリーズの中では1番好きなお話。 怖いというか、グロいので、短編のこれくらいさくさく読める方が、気持ち的に楽です(苦笑)
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外伝的な短編集。 表題作だけ、風乃さんが怖くてまだ未読。 雑誌「電撃hp」で掲載された「断章のグリム断章・断章のアイソーポス」の改題。 グリムではなく、アイソーポス……イソップ童話がモティーフ。 短編連作形式で、蒼衣が振り返るロッジが日常的に対する……もしくは、見過ごしている ...
外伝的な短編集。 表題作だけ、風乃さんが怖くてまだ未読。 雑誌「電撃hp」で掲載された「断章のグリム断章・断章のアイソーポス」の改題。 グリムではなく、アイソーポス……イソップ童話がモティーフ。 短編連作形式で、蒼衣が振り返るロッジが日常的に対する……もしくは、見過ごしている 「小さな」ではなく「普通の」泡禍の物語達。 失念してましたが、「灰かぶり」「ヘンゼルとグレーテル」「人魚姫」「赤ずきん」、 全て「グランギニョルの索引引き」が指し示した「大きな」泡禍なんですよね。 連続して起きること自体が異例な事である、というくらい本来異常なことな訳で。 それでも、生還率高くてほっとする。
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鬼才・甲田学人の新作、断章シリーズ☆ 数々の泡禍と対峙する、普通を愛する少年と、異端で知られる少女。 神の悪夢と呼ばれる忌憚の世界。 グリム童話や、時にはアンデルセン童話をモチーフにした新境地! えぇいとにかく読んでみろぃ!!!!!(笑)
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今回のは短編作品3つ。 短編より読み込みたい派な俺にはちょっと物足りず。 でもおもしろかったです。
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時槻風乃は、知っている。この世界と全ての存在は、常に『痛み』という火によって、焼かれ続けている。幼い頃に火傷した時、火という物の本質は『痛み』であると学んだ。―――火は『痛い』もの。そして、彼女に燻り続けていた『火』と『痛み』への思索は熟成され、一つの結論へと――。 時槻雪乃のク...
時槻風乃は、知っている。この世界と全ての存在は、常に『痛み』という火によって、焼かれ続けている。幼い頃に火傷した時、火という物の本質は『痛み』であると学んだ。―――火は『痛い』もの。そして、彼女に燻り続けていた『火』と『痛み』への思索は熟成され、一つの結論へと――。 時槻雪乃のクラスメイトの古我翔花は、継母との確執により、いつも雪乃の家で泣いていた。死んだ母親の居場所を、形見の指輪を守りたいが、翔花は悔しさと悲しみに明け暮れて泣いていた。そんな時、ゴシックロリータに彩られた人形的な美しさを持つ風乃に出会い――。
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短編集。小規模の、普通の〈泡禍〉のお話。騎士になる前の雪乃がとても印象的。他ぞれぞれのキャラの感情も強く感じられたような…、とうまく説明しきれてませんが(苦笑)
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