ジュリアの音信 の商品レビュー
世界各国で読まれる著名な霊界通信『ジュリアの音信』が絵本化されたもの。同じ出版社から訳書(抄訳)が出ており、本書はそのエッセンスを凝縮した絵本となります。シンプルながらきれいな絵と文章の下、訳書の主題(死とは何か、死による人生の断絶がないとすれば、この世あの世を通じた人のベストの...
世界各国で読まれる著名な霊界通信『ジュリアの音信』が絵本化されたもの。同じ出版社から訳書(抄訳)が出ており、本書はそのエッセンスを凝縮した絵本となります。シンプルながらきれいな絵と文章の下、訳書の主題(死とは何か、死による人生の断絶がないとすれば、この世あの世を通じた人のベストの生き方とは何か)がわかりやすく展開されています。 この2008年版は大判サイズで読み聞かせ用という趣がありますが、2014年には普通サイズが出ており、また、朗読CDも発売されています。でくのぼう出版HPへどうぞ。あと、出版社がYOUTUBEで公開する動画「人は死なない」(出版社HPにDVD版の取り扱いあり)も一見の価値あり。
Posted by
山波言太郎(作)、でくのぼう出版、2008年3月。19世紀に他界したアメリカ人女性、「ジュリア」からのメッセージを記した『ジュリアの音信』が絵本になったものです。シンプルながらきれいな挿絵と、簡潔なメッセージによって、話の内容(人が死ぬ時の過程、死後の世界やそこでの生活)が誰にで...
山波言太郎(作)、でくのぼう出版、2008年3月。19世紀に他界したアメリカ人女性、「ジュリア」からのメッセージを記した『ジュリアの音信』が絵本になったものです。シンプルながらきれいな挿絵と、簡潔なメッセージによって、話の内容(人が死ぬ時の過程、死後の世界やそこでの生活)が誰にでもわかるようになっています。ところで、死んだ人からのメッセージ?バカな?と思われる方も多いと思いますが、当時は一流の学者・科学者達が科学を用いて霊魂や死後の世界を探求する「心霊研究」がさかんに行われた時代で、本書もその実験で得られた成果の1つなのです。話し手が確かにジュリア本人だという証明もされています。研究はその後、世間の関心が経済や戦争(つまり現実の社会)に向いたため廃れてしまい、今も細々と生きている状態ですが、21世紀になっても怪しげな宗教団体やオカルト番組に翻弄される私たちにとって、心霊研究は今一度見直し、立ち戻るべき原点だという気がしてなりません。
Posted by
- 1