迷子のマーリーン(1) の商品レビュー
H25.9.30 ニューヨーク郊外で著作権代理事務所を営むジェーンは38歳、2年前に最愛の夫を亡くし、今は9歳になる生意気盛りの息子ニックと、メスの三毛猫ウィンキーと暮らしている。作家たちのわがままと請求書の山だけで毎日てんてこまいなのに、息子のベビーシッター、マーリーンが忽然と...
H25.9.30 ニューヨーク郊外で著作権代理事務所を営むジェーンは38歳、2年前に最愛の夫を亡くし、今は9歳になる生意気盛りの息子ニックと、メスの三毛猫ウィンキーと暮らしている。作家たちのわがままと請求書の山だけで毎日てんてこまいなのに、息子のベビーシッター、マーリーンが忽然と姿を消してしまったから、さあ大変。親友の娘であるマーリーンをそのまま放っておけず、ジェーンは彼女の行方を追うが、美しい外見とはかけ離れたマーリーンの意外な素顔と不可解な行動が明らかになるにつれ、事態はだんだんあぶない方向にーー。かわいいウィンキーとそそっかしいジェーンが大活躍のコージー・ミステリー、第一弾! 肝心な最後がドタバタで終わってしまった感が。あと三毛猫ウィンキー&ジェーンと表紙にも書いてあるにも関わらず、ウィンキーの場面が少なかったのが残念。
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姿を消した息子のベビーシッター、マーリーンの行方を追うジェーンが主人公のコージーミステリ。 ジェーンは出版エージェントと言う日本では馴染のない仕事をしている。本文にかなり仕事がらみの描写が出てくるものの、かなり分かりやすく描写されているので読んでいて突っかかる感じはなし。 コー...
姿を消した息子のベビーシッター、マーリーンの行方を追うジェーンが主人公のコージーミステリ。 ジェーンは出版エージェントと言う日本では馴染のない仕事をしている。本文にかなり仕事がらみの描写が出てくるものの、かなり分かりやすく描写されているので読んでいて突っかかる感じはなし。 コージーのお約束がふんだんに盛り込まれている上に、ミステリとしてもきちんと伏線が張ってあったりどんでん返しがあったりで、普通に読めてしまった。 ただ、「三毛猫ウィンキー&ジェーン」とシリーズ名がついているにも拘らず、猫がジェーンと絡む場面はわずかで猫好きには物足りないかも。 ハンナとモシェやクィルとココの関係を期待すると裏切られる。 猫が出てくるコージーは多いけれど、あえてそれを表に出したのは間違いだと思うよ。 猫に頼らなくても悪くなかったので、そこはちょっと残念だった。
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