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誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2017/10/08

ゆる〜い。とても疲れている時でも楽しめるユーモラスな本。 モラトリアムな大学生が就職について多角的に考えているような、だべっているだけのような。 時々クスッとさせてくれるのが楽しかった。

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2012/04/27

卒業年次の夏(遅っ!)に「誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない」ということに気づいた主人公の「俺」と同居人の田代が繰り広げる就活コメディ。おそらく世界一役に立たないであろう就活本。 雰囲気というかノリというかは無謀編に近いかな。 時にインテリチックに小難し気で含蓄のあり...

卒業年次の夏(遅っ!)に「誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない」ということに気づいた主人公の「俺」と同居人の田代が繰り広げる就活コメディ。おそらく世界一役に立たないであろう就活本。 雰囲気というかノリというかは無謀編に近いかな。 時にインテリチックに小難し気で含蓄のありそうなそうでもないようなことを散りばめながらも(会話文主体というのもあるのか)基本的にはライトで読みやすい。「就活とはいかにおかしなものか」というものをシニカルであったりそうでなかったりなユーモアで描き出す。 まあ、つまるところ全ての原因は渡邊にあるのです。渡邊め!

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2011/03/26

秋田先生の著作は基本的に言葉遊びやアイロニーを楽しめる人間向けだが、この作品はまさにその代表だと思う。 くだらなさやばかばかしさも大真面目にやれられると呆れつつもくすっと笑ってしまう、始終そんな感じの物語。 断っておくと就活本ではない。 この本を読んでも就活では一切役に立たな...

秋田先生の著作は基本的に言葉遊びやアイロニーを楽しめる人間向けだが、この作品はまさにその代表だと思う。 くだらなさやばかばかしさも大真面目にやれられると呆れつつもくすっと笑ってしまう、始終そんな感じの物語。 断っておくと就活本ではない。 この本を読んでも就活では一切役に立たない。 秋田先生のシュールで独特なセンスに溢れていて読み手を選ぶ作品であることは間違いない。 就活生の主人公2人の就職活動をテーマに意味もなければ意義もない会話を繰り返していくだけ。 このノリについていけない人が読んだら苦痛でしかないだろう。 各話独立してるわけだがオススメは㈱渡邉抹殺というタイトルの話。 他にも俺が帽子産業を目指さないいくつかの理由なんてタイトルの話もある。 これらのタイトルを見て少し気になった人は読んでみてほしい。 3話まで読んであわなかったらそれはそれで仕方がない。 結局そんな感じの作品。 俺はもちろん大好きです。

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2011/02/18

誰しもそうだけど、直面せざるを得ない人生の節目 ― 「就職」。俺とルームメイトの田代がその重要性に気づいたのは、不覚にも卒業年次の夏だった…。意を決した二人のダメ学生が今、現実の荒波へと立ち向かう!就職指導室からOB訪問に会社訪問まで、誰もが経験する就職活動の悲喜こもごもをシュー...

誰しもそうだけど、直面せざるを得ない人生の節目 ― 「就職」。俺とルームメイトの田代がその重要性に気づいたのは、不覚にも卒業年次の夏だった…。意を決した二人のダメ学生が今、現実の荒波へと立ち向かう!就職指導室からOB訪問に会社訪問まで、誰もが経験する就職活動の悲喜こもごもをシュールにコミカルに、時に哲学的に(!?)描く、就活エンタテインメント。 (「BOOK」データベースより) コンビニで何気なく書棚を見てたら、このタイトルに出会った。最初は「何だ、この本?」って思ったんだけど、1,2ページ立ち読みしただけで、その本を持ってレジへ。 なんかね、ホントにもうくだらないんですよ。とてもくだらないことに対して2人の大学生がクソ真面目に、そして一見論理的に議論していく。 まずは「誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない」について。 本当に「誰しも」なのか、とまず疑問を抱く。働かずにすむものなら、その方法を考えるべきではないか、と。目的は報酬で、その手段が労働であるならば、手段を省略して目的を達成する方法を考える方が、より先進的ではないかというのだ。しかし、この2人が思いついた手段というのがまたシュールなのである。結果的にやはり就職しなければならないという結論に至るのだけれど、その後も就職活動の中でいろんなことに疑問を抱き、議論していく。 この2人が就職活動で訪れる会社もまた普通ではない。私のお気に入りは「株式会社渡邊抹殺」。文字通り渡邊さんを抹殺するためだけの法人なのだ。定款にもそう書いてあるらしい。しかし、この業務内容だけで利益をあげることができるのか・・・。そのあたりは読んでいただいてからのお楽しみである。 いったいこの2人の大学生がどのような人生を歩んできて、今後どのような人生を全うしていくのかは不明だが、間違いなくいえるのは、この本は就職活動には決して役にはたたないということだ。しかし、読んで損したとは思わないだろう。数少ない記憶に残る一冊かもしれない(ホントか?(笑))。

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2010/10/27

二人の少し変わった大学生が、就職するために話し合ったり見学へ行ったりする。 会話が哲学的であったりコミカルであったり。くだらないことを話あっていたのが、だんだん難しくなっていく。たまに理解しにくい会話があるので、時間がかかった… 「(株)渡邉抹殺」の話はとても面白い。笑ってしまっ...

二人の少し変わった大学生が、就職するために話し合ったり見学へ行ったりする。 会話が哲学的であったりコミカルであったり。くだらないことを話あっていたのが、だんだん難しくなっていく。たまに理解しにくい会話があるので、時間がかかった… 「(株)渡邉抹殺」の話はとても面白い。笑ってしまった。あと本の最後の話のオチには笑った。 大学生や社会人の方にオススメです。ただ、やはり会話の内容が少し難しいのが難点。また会話が変な方向へ流れていき、会話の中身もツッコミ所満載なので、細かい所は気にせず読んで欲しい。

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2012/02/21

訳が解らない〜大学4年の夏,学生寮の同室者同士が就職しなければならないのではないかと考え始め,大学の就職課,先輩訪問,会社訪問を行い,起業は如何なものかと考えながら,決まった就職先は宗教団体。5人の信者を勧誘すれば良いという仕事だった〜という事だろうか??? 17歳で賞を貰ったフ...

訳が解らない〜大学4年の夏,学生寮の同室者同士が就職しなければならないのではないかと考え始め,大学の就職課,先輩訪問,会社訪問を行い,起業は如何なものかと考えながら,決まった就職先は宗教団体。5人の信者を勧誘すれば良いという仕事だった〜という事だろうか??? 17歳で賞を貰ったファンタジーを書く作家らしいのだけど

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2009/10/07

就職ノウハウ本でなくて、就職を題材とした(ブラック)コメディ小説です。最近の著作がハートフルファンタジーだったので、久々の毒のある台詞の数々にオーフェンの懐かしさを覚えたりします。 しかし、自分の就職活動を振り返ってみて、面接では「御社の経営理念に共感した」とかえらそうなこと言っ...

就職ノウハウ本でなくて、就職を題材とした(ブラック)コメディ小説です。最近の著作がハートフルファンタジーだったので、久々の毒のある台詞の数々にオーフェンの懐かしさを覚えたりします。 しかし、自分の就職活動を振り返ってみて、面接では「御社の経営理念に共感した」とかえらそうなこと言っていても、実際の自分の就職に対する認識度は、主人公たちとさほど変わらないんですよね。 繰り返しますが、ノウハウ本ではありません。本の通りに行動しても、(おそらく)就職は出来ないので注意が必要です。

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2009/10/04

これを読んで就職に絶望しました。嘘。ちょっとだけ。 次から次へと唸る秋田節。今日も元気だ秋田節。畳み掛けるぞ秋田節。秋田好きに送る就職活劇本です。

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