「聞く力」を200%活かしなさい の商品レビュー
第1章では、「聞く力があればこんないいことがある」ということが書かれているだけだが、聞き上手の列にエンデの「モモ」やアガサクリスティの「ポアロ」が挙げられていて、そういう視点でこれらの本を読んでみるのも面白そうだと思った。 2章では会話の例が挙げられているが、どれもあまり楽しそう...
第1章では、「聞く力があればこんないいことがある」ということが書かれているだけだが、聞き上手の列にエンデの「モモ」やアガサクリスティの「ポアロ」が挙げられていて、そういう視点でこれらの本を読んでみるのも面白そうだと思った。 2章では会話の例が挙げられているが、どれもあまり楽しそうでなく、著者は本当に会話上手なのか?と思ってしまった。(モテる女の例がさとう珠緒って、どーよ?) 3章から5章はもはや会話術でもなく心理学のお話である。ただ、精神分析学者アドラーの「人間であるということは、自分が劣等であると感じることである」という言葉には思いがけず救われた。 なんだか何を読んだのかよくわからない本である。あらためて見ると表紙もださい。 20140713
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