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僕たち「海外組」がホンネを話した本 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2013/10/17

「僕たち「海外組」がホンネを話した本」 海外組からみた日本と海外。 (文中敬称略) 現在は多くの日本人選手が海外の主要リーグでプレーしている。長友佑都はイタリア、香川真司、吉田麻也はイングランド、内田篤人、酒井高徳、清武弘嗣、乾貴士、長谷部誠などはドイツでプレーし、本田圭佑は...

「僕たち「海外組」がホンネを話した本」 海外組からみた日本と海外。 (文中敬称略) 現在は多くの日本人選手が海外の主要リーグでプレーしている。長友佑都はイタリア、香川真司、吉田麻也はイングランド、内田篤人、酒井高徳、清武弘嗣、乾貴士、長谷部誠などはドイツでプレーし、本田圭佑はロシア、川島永嗣はベルギーが主戦場です。彼らは日本代表であり、多くはJリーグで実績を積んだ選手だから、サッカーファンでなくとも知っているかと思います。 中田英寿は引退してしまっていたけど、彼らのような存在は2008年もいました。例えば、中村俊輔と水野晃樹はスコットランドで戦っていたし、稲本潤一はトルコの名門ガラタサライで継続的に出場機会を得ていました。 では、竹中穣、石田博行、片桐淳至、橋本卓は知っているでしょうか。彼らは、リトアニア、シンガポール、アルゼンチン、デンマークで当時プレーしていた日本人選手であり、本書は、彼らのように日本ではあまり注目されていない国に単身渡っていった選手にスポットを当てた本です。 前園真聖、廣山望、森山泰行、松原良香など過去に日本代表やJリーグで活躍した選手や和久井秀俊、平山相太、福田健二など現在も現役でいる選手も登場するけど、知らない選手が多くを占めた本書から伝わるのは、プロとして戦うことが如何に難しいかということ。 マンチェスターユナイテッドやインテルは歴史、実績、ファン数など総合的な価値を考えたら間違いなくビッククラブであり、シャルケも世界的知名度を誇るクラブである。 そんなクラブで生き残ることは、スロベニアやオーストリア、パナマ、カメルーンでプレーするより難しいと言い切れるのだろうか。サッカーのレベルでならば、イングランド、イタリア、ドイツの方が高く、その中で強豪のチームとなれば「そりゃ難しいよ!」と言い切れる。 しかし、プロとして生き残る為に必要なのは、サッカー選手としてのスキルや才能だけではない。例えば、パナマは倒れるくらい暑いし、カメルーンは暑さに加えて衛生面だって悪い。アルゼンチンでは、契約はあってないようなもの。そんな中、プロとしてサッカーをするには、忍耐や精神的強さ、環境適応力がとてもいるのではないか。 結局は、海外でプロとして戦うのは、どこを舞台としても難しいのである。 では、逃げたくならないのか?と思ってしまう。 しかし、答えはNOなのだ。なぜなら彼らは、サッカー小僧であるから。いってしまえば、サッカーさえ出来れば、場所はどこでも良いんです。 中には、海外に住む夢も叶えられて一石二鳥と言う選手や伊藤壇みたいに海外リーグをたくさん経験したいと考えている選手もいるんです。 サッカーを楽しんでいる彼らを見れば、こちらも楽しくなるに決まっているじゃないか。 さて、ブラジルW杯まで後少し。

Posted byブクログ

2011/05/22

中学生ぐらい、もしくは毎日がルーティン化してる人に読んで欲しい。 海外なんて発想、当時の自分には思いもよらなかった。

Posted byブクログ

2009/10/04

【要旨】  世間一般で言われる「海外組」というのではなく、母国を出て、他の国でサッカーに携わる人々のインタビューをまとめた本。日本でプレーする(プレーした)外国人のコメント(リティ、シジマール、ヨンセン)や、海外で活躍した選手(福田健二、広山望、城彰二など)やコーチなどのインタ...

【要旨】  世間一般で言われる「海外組」というのではなく、母国を出て、他の国でサッカーに携わる人々のインタビューをまとめた本。日本でプレーする(プレーした)外国人のコメント(リティ、シジマール、ヨンセン)や、海外で活躍した選手(福田健二、広山望、城彰二など)やコーチなどのインタビューである。また、海外といっても、西欧や南米だけでなく、アフリカやアジアも含めたものである。それぞれの想いなどもあり、首尾一貫した主義主張があるわけではないが、相対的に日本サッカーの位置づけを確認できる。 【感想】 ボールさえあれば、誰でも楽しむことができる。それほど簡単な競技だからこそ、世界中で楽しまれている。サッカーは世界で発展し、近年では、アフリカやアジアも力をつけており、南米と欧州だけではなく、5大陸の王者によって、世界一を決めるという趣旨で世界クラブ選手権も始まった。そういった環境になっても、やはり、海外というと、南米と欧州しか想像できない。そんな時に出合った本が本書である。自分がサッカーの一面しか見ていないことに気づかされる。ただし、カズ、川口、ヒデ、名波、藤田、小倉や古くは奥寺などのコメントがないのが残念。 【目次】 第1章 EUROPE 第2章 SOUTH AMERICA 第3章 ASIA 第4章 OTHER

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