大川の水・追憶・本所両国 の商品レビュー

芥川龍之介(著者)

2020/09/25

大川の水・追憶・本所両国
(和書)2010年04月20日 19:18
1995 講談社 芥川 龍之介

芥川という人は気取らない人なんですね。

平凡な感想の中でとても率直で気持ちのいい感じがする。

小説とは随分違っているけど、こういう中からこそ生まれるものがあるのだなと感動しました。

2016/10/07

雑文集

「大川の水」
芥川が小説家として世に出る少し前に、同人誌に寄稿したもの
少年時代から過ごしてきた大川周辺への愛着と
失われゆく風情への慨嘆を語る

「本所両国」
関東大震災のために、芥川が少年時代を過ごしたあたりも
かなり焼けて様変わりしてしまった
人もたくさん死んだ
しかし人の暮らす世の中であることに変わりはない
最晩年、死の２カ月前に書かれたエッセイ

2014/11/08

［　内容　］
昭和2年7月24日、芥川龍之介自殺。「ぼんやりした不安」を抱え、歪みの只中に向って移行する激動の〈時〉をうけとめた死は、大正文学の終焉を印した。
初期「大川の水」「松江印象記」、遺稿「機関車を見ながら」の他「漱石山房の冬」「追憶」「本所両国」「江口渙氏のこと」「学校友だち」「身のまわり」など、知の作家芥川龍之介の内奥の柔らかな心を抽出したエッセイ59篇。

［　目次　］

［　問題提起　］

［　結論　］

［　コメント　］

［　読了した日　］