1,800円以上の注文で送料無料

日野富子 の商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2017/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1985年刊。天皇のての字も出ない室町時代の事実上の晩期、応仁の乱。該時期の将軍足利義政の妻日野富子の評伝。また、義政後に将軍宣下を受けた義政の弟義視、実子義尚、義視の子義材。彼ら夫々に関わりを持った富子は著者の言うように記録が少なく、彼女の生涯よりは日野一族の前史、応仁の乱の概要が詳細。◇著者評なら、義政はもとより、義視も決断力の乏しい人物と分析されており、結局、物心ともに幕府の中核を担い、これを支える人物は誰もいなかった。こういう印象の読後感である。◆また、俗に文化的業績を評価されがちな義政。

Posted byブクログ

2013/06/28

(1994.10.07読了)(1994.10.02購入) 闘う女の肖像 ☆関連図書(既読) 「日野富子」真鍋和子著、講談社、1994.02.22 「銀の館(上)」永井路子著、文春文庫、1983.12.25 「銀の館(下)」永井路子著、文春文庫、1983.12.25

Posted byブクログ