お客をまとめてつかまえる「セミナー営業」の上手なやり方 の商品レビュー

斉藤芳宜【著】

2013/02/14

年間600～700のセミナー運営をおこなっている船井総研のコンサルタントによる、集客の準備から満足度をあげる運営方法、運営後に実益に結ぶためのアフターフォローなどセミナーに関するノウハウを一通り紹介している本です。

細かい部分のコツや気にしないといけない部分が紹介されており、正直気にもしてなかった部分も多かったので良い気づきを貰うことが出来ました。

セミナーを成功させるためのコツは小さな部分の積み重ねが必要ですが、その小さな部分を多く拾っていける1冊だと思います。

2010/07/17

クオリティの高いセミナー開催についてノウハウを吸収できた。
セミナー運用管理のクラウドがあるって分かっただけで収穫。

2009/10/04

参考になりそうなポイントのみ列挙。

・何をやるかではなく、誰にやるか？
・ターゲットの悩み＝ニーズがセミナーのネタ。
・ネタだし手法：目的×着眼点×変化・加工＝セミナーで多くの集客を集める×ターゲットの業務に関わる構成要素（業務プロセス等）×要素の変化、加工を提案！
・キャッチコピーは意外性とわかりやすさ！「営業はヒアリングするな！（お客様に明確なニーズはないという考え方）」
・外さないネタは業績アップ！売り上げもしくはコスト削減！
・どうしてもネタに困ったら、成功企業の経営者へインタビューしまくってネタを探す！
・成功するセミナーの構成：（１）業界の動向（危機感）と今後進むべき方向性（３〜５年後＋期待感）　（２）ゲスト講師による成功事例紹介（確信を持たせる。自身をつけてもらう）　（３）具体的かつ実践的なノウハウの紹介（自分で行う際の武器を与える）　（４）本字のセミナーのまとめ（周りの人とのコミュニケーションでやるべきことの再確認をしてもらう。明日から取り組めることを示し、不安を取り除く！）
・まずはフロントエンド商品で顧客をリスト化！通販は、無料お試し品でリストを取得し、集中的にフォローしている！
・値引きより特典！値引き要求には再現がない！
・導入するリスクは顧客だけのもの！保障制度でリスクを低減させる！
・申し込み時にお礼のTEL。１週間前に参加確認のTEL。３日前に参加をお待ちしている旨のTEL。
・最初は名刺交換などでアイスブレイク！また、BGMで緊張感をとく。不安があったままでは勉強モードにならない！
・お客様が欲しいのは、製品紹介や機能紹介ではなく、ソリューションやベネフィット！成功事例を紹介しまくる！惹きつけるにはストーリー！問題発生→解決するとまた問題→何度も壁を乗り越えて→やっと成功！
・後半、隣同士の席の方と意見交換してもらい、感じたことをアウトプットしてもらう！こうすることで、聞いただけで実際の業務に生かせなかった等の価値の低下を防ぎ、満足度をアップできる！気づきを与えるためのシート例．（１）あなたはこの講座で、どんな気づきを得られましたか？（２）今後、どのようなアクションを取ろうと思いますか？（３）アクションを実行い移す際に、障害となるものは何ですか？（４）どうすれば、その障害を乗り越えることができますか？
・「アンケート」ではなく、「振り返りシート」にして、お客様のためのアウトプットの時間にしてもらう！
・簡単なPDCAは、数値化にある！数値化されていなければ改善はできない！