郷愁の時を訪ねて クラシックホテルの物語 の商品レビュー
クラシックホテルの歴史と物語の本ですね。 作者の中村嘉人さんの私見による、クラシックホテルの物語を随筆のように綴られた本です。 旅行気分を味わいたいと手にした本でしたが、クラシックホテルの魅力を堪能することが出来ました。 様々な資料と写真を駆使して、歴史、来歴、エピソード、中村さ...
クラシックホテルの歴史と物語の本ですね。 作者の中村嘉人さんの私見による、クラシックホテルの物語を随筆のように綴られた本です。 旅行気分を味わいたいと手にした本でしたが、クラシックホテルの魅力を堪能することが出来ました。 様々な資料と写真を駆使して、歴史、来歴、エピソード、中村さんの思い出を語りかけるように綴られています。 中村さんの履歴も様々で、1929年生まれの少年時代からホテル好きだったのが高じての一冊に結びついたようですね。 ホテルと作家の関係も様々で、この本の魅力の一葉を担っています。かなりレアなエピソードが面白いです。 中村さんは作家活動もされています。書き慣れた文章は読みやすく、話し言葉になっているので親しみ易いですね。少し自慢話が鼻をつきますが、ユーモアたっぷりなので人間味のある一冊になっています。 かなり読みごたえがありますが、欲を言えばホテルの写真がもう少し大きく、ホテルの細部の案内と写真等が欲しかったかな。最初に書いたように、そこが中村さんの私見の本の謂れです。
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1929年生まれ、中村嘉人 著「クラシックホテルの物語」、2008.4発行、私には縁が薄い作品でしたw。著者は帝国ホテルや東京ステーションホテルなど名門ホテル(1泊6~8万、眺めがいいと10万超)に泊まることがお好きで、財布がすっからかんになっても泊まり続けて来られたとか。その魅...
1929年生まれ、中村嘉人 著「クラシックホテルの物語」、2008.4発行、私には縁が薄い作品でしたw。著者は帝国ホテルや東京ステーションホテルなど名門ホテル(1泊6~8万、眺めがいいと10万超)に泊まることがお好きで、財布がすっからかんになっても泊まり続けて来られたとか。その魅力は3つ。物語性(エピソード)、建築美、歴史(郷愁を感じさせる)だそうです。私はそんな高級ホテルだと落ち着けないですw。また、どこでもすぐに寝れる人間ですので、和洋問わず寝る空間があればOKです(^-^) 夕食は外で、その地域の地酒と刺身があれば、他には何もいらないです。
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