星なしで、ラブレターを。 の商品レビュー
深いところに優しさとあたたかさを感じるけれども、甘くはないエッセイ。 この本を読みながら、心の中で感じていた状況に言葉が与えられていくような感覚を味わいました。 「「理解できない」というのは、コミュニケーションの断絶である」とか、 「人の心の中には、その人なりの「正しさ」が存...
深いところに優しさとあたたかさを感じるけれども、甘くはないエッセイ。 この本を読みながら、心の中で感じていた状況に言葉が与えられていくような感覚を味わいました。 「「理解できない」というのは、コミュニケーションの断絶である」とか、 「人の心の中には、その人なりの「正しさ」が存在する」とか、 「怖さを抱えたままその怖い場所に踏み出したときだけ、怖さがなくなる」とか。 書きとめたい言葉が多すぎて、書ききれなくて、何回も何回も、読み返していく本になりそうです。 時には自戒も込めて。 人の可能性を信じること、人を応援していくことの深さを感じました。
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51のエッセイ。 世の中の誰かにむけて書くんじゃなくて、特定のあの人にむけて書いた方が、多くの人に届くのかもしれない。 今の自分に届いたラブレターは、「約束」「心配」「才能」「集中」「おかえりなさい」。違う日に見れば、また違うラブレターを受け取るに違いない。
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占い師の石井ゆかりさんと写真家の相田 諒二さんのコラボ作品。 写真1枚につき、1つの短いエッセイというか、お話がのっています。 私自身、占いを信じてるかといわれれば「わらかない」けれども、石井ゆかりさんの言葉は、彼女自身が思考して、ぐるぐるした結果生み出された言葉なんだろうなと...
占い師の石井ゆかりさんと写真家の相田 諒二さんのコラボ作品。 写真1枚につき、1つの短いエッセイというか、お話がのっています。 私自身、占いを信じてるかといわれれば「わらかない」けれども、石井ゆかりさんの言葉は、彼女自身が思考して、ぐるぐるした結果生み出された言葉なんだろうなと思う。とても向き合っている感の強い思いが出ている。 印象に残ったのは「世の中には果たされた約束と、果たされなかった約束がある」(少しうろ覚え)というもの。 自分自身が果たそうと思っていたとしても、相手にとっては果たされなかった約束はたくさんあるんだろうなぁと思う。 また読み直したいなぁ。
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