手塚治虫傑作選「家族」 の商品レビュー
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10作の短編。 ブラックジャックのは読んだことがあったけれど 『地球を呑む アダジオ・モデラート』が印象深かった。 人権問題等で今連載するのは難しそうだけれど 血の繋がりが絶対ではないのだな、という。。。
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「漫画の神様」 なんて言われることが多い作者だが、 実際まともに作品を見たことがなかった。 幼少期からヒット漫画が多数連なっていたこの年代(20代)の多くが、 昔の漫画を読まないまま来てるんじゃないかと思う。 自分もその一人。 しかし、これを読んで確信。 それはもったいないことだと。 本作の構成は「家族」をテーマに『鉄腕アトム』『ブラックジャック』などから何話か、あとは短編をいくつか挿入。 まず感じるのが『ブラックジャック』は際立って面白いこと。 これは、まとめて読む必要がありそう。 テーマは「家族」だが、それ以上のメッセージを読み手に投げかけてくる。 環境破壊を止めようとする「家族」 実はロボットだった、心を通わせた「家族」 仕事で忙殺され、家族を顧みない「家族」 それぞれにきちんと裏テーマが立ってるため、解りやすく、飽きさせない。 神様の名は、伊達じゃない。 まだまだ読むべきものは、いっぱいあるんだなぁ
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新書で漫画かあー。 や、別にいいんだけどもね。 何のために新書で編纂か。新書って売れてると思ってたんだけど、 ここまで漫画を入れなくてもなあ。
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