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観覧車 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2018/10/09

先日「回転木馬」を読んで、この作品の存在を知ったので完全に順番が逆になってしまいました。「回転木馬」でも思ったけど、一人の人をこうして思い続けられるって可能なのかなあと。もう何年も恋というか男女間の恋愛というものにかけ離れた日々を送っているからそんなふうに感じてしまうのだろうか…

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2013/11/18

『観覧車』の続編である『回転木馬』を数年前になにげなく図書館で借りて読んでしまっていた。 最近になって『回転木馬』にはその前の話があることを知って読むことにしてみた。 このあと失踪した夫がどうなるか、なぜ失踪したか知っていながらだったからドキドキがすこし半減した?

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2013/09/01

突然失踪した夫の帰りを待ちながら、夫の帰る場所である探偵事務所を続けるため探偵を始めた下澤唯。 依頼される話しがそれぞれ短編連作になっている、通じるテーマは男と女の色々な愛の形とでもいうのか、それぞれの話しが唯本人の気持ちの変化や年月の経過を表現していく。 個人的には『そこにいた...

突然失踪した夫の帰りを待ちながら、夫の帰る場所である探偵事務所を続けるため探偵を始めた下澤唯。 依頼される話しがそれぞれ短編連作になっている、通じるテーマは男と女の色々な愛の形とでもいうのか、それぞれの話しが唯本人の気持ちの変化や年月の経過を表現していく。 個人的には『そこにいた理由』が一番すんなり読めた。 続編があるのは読む前に知っていたので最後の終わり方も続きへの楽しみということでよかった。 続編は『回転木馬』

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2013/03/03

失踪した夫の残した探偵事務所を引き継ぎ、十年以上待ち続ける女性 を主人公とした短編集。 横溝正史賞受賞後の初作品、著者プロデビュー作。 野生時代に掲載されたが、2作目で野生時代は休刊。 以後、他の雑誌に掲載したりで7年の歳月を経て刊行された本ということで、著者の思い入れも深い。...

失踪した夫の残した探偵事務所を引き継ぎ、十年以上待ち続ける女性 を主人公とした短編集。 横溝正史賞受賞後の初作品、著者プロデビュー作。 野生時代に掲載されたが、2作目で野生時代は休刊。 以後、他の雑誌に掲載したりで7年の歳月を経て刊行された本ということで、著者の思い入れも深い。 京都を舞台に、このどんよりとした悲哀劇が著者の本当の持ち味のような気がする。 (図書館)

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2011/07/27

安濃図書館。 後編は「回転木馬」 両著で07/22放映のTV金曜プレステージ「私立探偵・下澤唯」の原作。

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2011/08/18

失踪した夫のかわりに探偵事務所を引き継いだ唯。 再読。 やっぱ表題作がいいなあ。というか、絵的にものすごいインパクトが。 「むちゃくちゃに、好き。まだ。」

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2010/01/14

失踪した夫を十年以上待ち続ける女性探偵の物語。作品の中でも時が流れていて、主人公の心情も変化してゆくのがわかる。これは応援したくなるシリーズだなあ。 表題作「観覧車」や、「砂の夢」が感動もの。全部恋愛に関するミステリなので、けっこうどろどろした部分があったりするし、あるいは怖いほ...

失踪した夫を十年以上待ち続ける女性探偵の物語。作品の中でも時が流れていて、主人公の心情も変化してゆくのがわかる。これは応援したくなるシリーズだなあ。 表題作「観覧車」や、「砂の夢」が感動もの。全部恋愛に関するミステリなので、けっこうどろどろした部分があったりするし、あるいは怖いほどだったりもするのだけれど。すっごく切なくて哀しい話なんだこれがっ! 「恋愛小説に重点を置きたい」と前々から言っておられた柴田さん、巧すぎます(私が恋愛小説読みなれてないからかもしれないけどね)。 しかし肝心の、夫の失踪事件がほとんど解決していないので、続編に期待。

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2009/10/04

短編集。 失踪した夫の後を継いで探偵をしている主人公。 さまざまな事件を解決していくけれど、どれも物悲しい。 最後に夫と出会えそうになるけれど、結局真実はわからず。 続きを希望!

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2009/10/04

2007.1.2読了。ミステリーというよりも、恋愛小説。白い靄がかかったような気持を晴らしたいけど晴らせない。本当は晴らしたくない、だけど知りたい。そんな感じ。全体に靄がかかった感じを余韻と取るか、スカッとしないと取るかは、読むときの精神状態で意見が分かれそう。また読んで見るのも...

2007.1.2読了。ミステリーというよりも、恋愛小説。白い靄がかかったような気持を晴らしたいけど晴らせない。本当は晴らしたくない、だけど知りたい。そんな感じ。全体に靄がかかった感じを余韻と取るか、スカッとしないと取るかは、読むときの精神状態で意見が分かれそう。また読んで見るのもいいかも。

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