ルソー 夢のなかの旅 の商品レビュー
アンリ・ルソー。 税官吏ルソーとも呼ばれたその人は、実は税官吏ではなかったとか。 文章は易しいですが、読みやすくはないですね、翻訳の文章だな…という印象。 ルソーさんの絵は、いわゆるヘタウマ系なのね。 下手だ下手だ、誰でも描けるとか、今でもよく見られるそんな言葉をかけられていたの...
アンリ・ルソー。 税官吏ルソーとも呼ばれたその人は、実は税官吏ではなかったとか。 文章は易しいですが、読みやすくはないですね、翻訳の文章だな…という印象。 ルソーさんの絵は、いわゆるヘタウマ系なのね。 下手だ下手だ、誰でも描けるとか、今でもよく見られるそんな言葉をかけられていたのかもしれない。 でも、好きな人は楽しくその絵を見ていたんだろうな。 彼が作り上げた、彼だけの世界。
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ルソーは、やはりジャングルの絵が魅力的だと思う。 本書にも記されていたが、彼のジャングルには、深い静寂がある。 その静寂は、ジャングルの深さも思わせる。 それと同時に、植物の息づかいというか、生命力というか、不思議な強さも感じる。 半面、やはり人物画は滑稽で、そりゃあ、まあ、笑わ...
ルソーは、やはりジャングルの絵が魅力的だと思う。 本書にも記されていたが、彼のジャングルには、深い静寂がある。 その静寂は、ジャングルの深さも思わせる。 それと同時に、植物の息づかいというか、生命力というか、不思議な強さも感じる。 半面、やはり人物画は滑稽で、そりゃあ、まあ、笑われてしまうよなあ、と思う。 ルソー本人は、お人好しで、おそらく少しおバカさんで、人間臭い弱点も多い人だったのだろう。 絵本形式だったので、読み易かったけれど、ヘビ使いの女や眠れるジプシー女など、これぞという有名な作品は掲載されていなかったので、残念だ。
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烏兎の庭 第一部 絵本 5.8.04 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/ehon/tanpyo04.html#0508
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『楽園のカンヴァス』を読んで、ルソーについて知りたくなった。突っ込みどころ満載の人。 子供の頃に美術展で見た絵がルソーの絵だった!絵葉書も買ったくらい気に入ってたから、こんなに時間が経ってもその画家の事を知る事ができて良かった。
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◆アンリ・ルソーって何者?男の子と一緒にその謎を探る形式でルソーを読み解いていく児童のための入門書。代表作についてはもちろん、なぜ税関吏と呼ばれるのか、19世紀末から20世紀初頭のパリの画壇事情、アンデパンダン展のこと、ピカソやアポリネールなどの交友関係、ルソーとジャングルについ...
◆アンリ・ルソーって何者?男の子と一緒にその謎を探る形式でルソーを読み解いていく児童のための入門書。代表作についてはもちろん、なぜ税関吏と呼ばれるのか、19世紀末から20世紀初頭のパリの画壇事情、アンデパンダン展のこと、ピカソやアポリネールなどの交友関係、ルソーとジャングルについて…など、時代背景・人となりと、ルソー像が自然に浮かびあがってくる良書。 ◆児童向け写真集『野生の動物』から題材を丸写しとは! ルソーの嘘つきなところやまねっこ癖など欠点を指摘しつつも、愛さずにはいられないルソーの魅力の紹介の仕方が素晴らしい。【2013/09/16】
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