朗読の理論 の商品レビュー
朗読の芸術性について、絵画やクラシック音楽など、様々な分野と比較しながら論じている。 よもや、ゴッホの「ひまわり」や、ブーニンのピアノ演奏(宇野光芳氏の批評も)が、「朗読」の本の中に出てくるとは!という上体である。 著者の東百道氏は、まんが「花もて語れ」の監修も行っており、まん...
朗読の芸術性について、絵画やクラシック音楽など、様々な分野と比較しながら論じている。 よもや、ゴッホの「ひまわり」や、ブーニンのピアノ演奏(宇野光芳氏の批評も)が、「朗読」の本の中に出てくるとは!という上体である。 著者の東百道氏は、まんが「花もて語れ」の監修も行っており、まんが の内容から非常に興味を持ち、取り寄せたものである。 しかしながら、実に骨のある文書である。 夏の長期休業時に、腰を据えてしっかりと読んでいきたい。
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