デューン 砂漠の神皇帝(1) の商品レビュー

フランク・ハーバート(著者),矢野徹(訳者)

2024/10/14

第三部のある種衝撃のエンディングから3500年(!)の時が経過する。
経過し過ぎだろう…。
レトはなんかもうすごい存在になって、人類の進化のための「黄金の道」のために、次に何が起こるかをほぼ全て理解しつつ、人類発展のためにアトレイデ家の血筋の交配を計画したりしている。
　自キャラの寿命を永遠かつ最強にして、子孫の交配を続けて、世界が自分の血族だけになるのを見つめるゲームは楽しいのだろうか、という哲学的な問を投げかけて始まる第四部。