朝花夕拾 の商品レビュー
岩波文庫 魯迅 「 朝花夕拾 」 幼年時代から日本留学時までの自伝的回想録。政府や名士への批判、辮髪など清朝風俗 への皮肉は、随所に見られる 構成は、文学革命や儒教思想の矛盾、医療の低さ、遠野先生や友人范愛農との出会いと別れ のエピソードなど 遠野先生や友人范...
岩波文庫 魯迅 「 朝花夕拾 」 幼年時代から日本留学時までの自伝的回想録。政府や名士への批判、辮髪など清朝風俗 への皮肉は、随所に見られる 構成は、文学革命や儒教思想の矛盾、医療の低さ、遠野先生や友人范愛農との出会いと別れ のエピソードなど 遠野先生や友人范愛農との出会いと別れのエピソードは印象に残る。魯迅の誠実さと後悔、藤野先生の教育者の姿勢、不器用な友人の哀しい死 が伝わる文章。タイトル通り、時間を経ても変わらない意味を知り、人生を見直している感じ 祭礼や鬼神など 民間信仰のエピソードの意味が よくわからなかった。宗教的な意味なのか? 民俗学的興味なのか? 暗黒時代の中国で、民衆に 自分たちこそ 世界の中心であるという中華思想を思い出させたのが 魯迅なのだと思う。外国排斥ではなく、まず変わるべきは 自分たち という姿勢が伝わってくる 名言 *もう思い出しかないという風になっては、生きていてもつまらない *世の中の出来事も相変わらず螺旋みたいなものだ *何か書く場合〜一部の人々に痛い処を突いてやる時が多い *神様は〜勝手に人を殺してよい権利を持っているようだから、人民の生死の大事を掌るものと言った方がいい
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私は中国で成長した。三年前、父は死んでしまった。 「父の病」、魯迅の留学の原因、読むたびに、涙が悲しくなる。その無力感を,私は感じることができます。
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初魯迅。 予想に反してなかなか読みやすかった。 加えて魯迅の思想、考え方はとても公平で 変な見栄、偏見といったものがなく、 全体的に好感が持てた。 とは言いながら。 面白く読みはしたが、 国語の勉強のようでなかなか読み終わらなかったので ★4とつけたら嘘になる。 私は昔から古...
初魯迅。 予想に反してなかなか読みやすかった。 加えて魯迅の思想、考え方はとても公平で 変な見栄、偏見といったものがなく、 全体的に好感が持てた。 とは言いながら。 面白く読みはしたが、 国語の勉強のようでなかなか読み終わらなかったので ★4とつけたら嘘になる。 私は昔から古文や漢文が苦手で、 旧かな使いの文章が出てくると 途端に理解度が落ちる。 そのため殆ど字を追っているだけの箇所もあり。 いつかもう一度読み直したいけれど…、 多分しないだろうな。 高校生とかの時に読みたかったかも。
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ちょうかせきしゅう、と読む。 大学の講義でトヨオに読めといわれた。 中国のインテリは桁外れにインテリで始末に終えない。 彼の文学はイマイチのクォリティだが、彼の目は素晴らしい。
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