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ちあきなおみ 喝采、蘇る。 の商品レビュー

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2023/07/07

ちあきなおみは、1947年9月17日生まれ。 小さい頃から米軍キャンプを回るなどの芸能活動に携わっていた。実際のプロ歌手としてのデビューは1969年。そして、1972年に、名曲「喝采」でレコード大賞を受賞する。1973年に宍戸錠の実弟の郷英治(「えい」はカネヘンに英語の英。私のP...

ちあきなおみは、1947年9月17日生まれ。 小さい頃から米軍キャンプを回るなどの芸能活動に携わっていた。実際のプロ歌手としてのデビューは1969年。そして、1972年に、名曲「喝采」でレコード大賞を受賞する。1973年に宍戸錠の実弟の郷英治(「えい」はカネヘンに英語の英。私のPCでは変換で出てこない)と出会い、1978年に郷氏と結婚。しかし、残念ながら、1992年9月11日に郷氏は癌で亡くなってしまう。ちあきなおみの45歳の誕生日の6日前のことであった。以降、ちあきなおみは、一切の芸能活動から手を引いてしまい、30年以上が経過した今も表舞台には出てきていない。 彼女は、プロの音楽関係者の評価が非常に高い。表舞台から姿を消した後も、歌がCMソングに使われたり、CDが発売されたり、テレビ番組で特集が組まれたりしている。要するに、彼女の歌手としての復活を望む人が多いということである。 彼女が「喝采」でレコード大賞を受賞した時に、私は中学校1年生。もちろん、生のテレビ映像でちあきなおみを観ているが、それでも、その当時の、ちあきなおみを好きになるには、年齢が足りていない。ちあきなおみを好きになるには、ある程度、大人でないと無理だと思う。むしろ、後年、美川憲一とCMに出演していたり、あるいは、コロッケのものまねの対象になっていた頃の印象が強い。 本書を読む前にも、「ちあきなおみ 沈黙の理由」という本を読んでいる。ちあきなおみのマネジャーだった人が、郷氏が亡くなる前後8年間くらいの、ちあきなおみの様子を綴っている本だ。私がその本、また、本書を読んだのは、ちあきなおみマニアだったからではなく、戦後の日本の歌謡曲の歴史に興味があり、それをテーマとした本をかなり読んでいて、その一環として手にとったものだ。 本書も、「ちあきなおみ 沈黙の理由」も、特別面白い本だったというわけではない。しかし、書いている筆者が、ちあきなおみのことを高く評価し、ちあきなおみのことを大好きだということはよく分かる。You tubeでちあきなおみの昔の映像もチェックしてみた。音源がさほど良くないが、それでも、ちあきなおみの歌は聴く者に何かを感じさせる。私もちあきなおみのファンになってしまいそうだ。CDでも買ってみようかとも思う。

Posted byブクログ

2017/11/26

友川かずきさんを聴いていた時期があり、 そのことで調べていたら「夜へ急ぐ人」にたどりつき。 最近に、やっと「ちあきなおみ」さんを聴くようになった。 「喝采」にはワタクシにも記憶が色々思い出がある歌だ。 一青窈さんのカヴァーも聴いていた(この本には一青窈さんのカヴァーについては書い...

友川かずきさんを聴いていた時期があり、 そのことで調べていたら「夜へ急ぐ人」にたどりつき。 最近に、やっと「ちあきなおみ」さんを聴くようになった。 「喝采」にはワタクシにも記憶が色々思い出がある歌だ。 一青窈さんのカヴァーも聴いていた(この本には一青窈さんのカヴァーについては書いてない) いっきに読了する本というのも、ひさしぶりだった。 まだ聴いたことのない「ちあきなおみ」さんの歌も聴いてみたいと思った。 かつて横尾忠則さんのエッセイでも「ちあきなおみ」さんを讃える文章を読んだ記憶がある(かなり以前の文章) この本を読んでいると、伝説?となっている?と言う雰囲気に、ついつい我が身も飲み込まれてしまう。

Posted byブクログ

2009/10/07

you-tubeで見たちあきなおみの歌唱力にびっくりした。同時代歌手として凄みのある人だと期待して読む。この書籍からは発見も情報もなかった。もっと迫って書かないと彼女の芸を伝えることも無理だ。凡庸な解説に終わってる。

Posted byブクログ