走ル の商品レビュー
陸上部の高校生が家の物置に入れっぱなしで忘れたままだった ロードレーサーをひょんなことから思い出し、取り出して それからただただそれに乗って走り続ける話。 ホントにただそれだけ。ちょっとびっくりした。 主人公のキャラがどうも好きになれなかったのも理由なのかなぁ いまいち楽しめま...
陸上部の高校生が家の物置に入れっぱなしで忘れたままだった ロードレーサーをひょんなことから思い出し、取り出して それからただただそれに乗って走り続ける話。 ホントにただそれだけ。ちょっとびっくりした。 主人公のキャラがどうも好きになれなかったのも理由なのかなぁ いまいち楽しめませんでした。 自転車ものとしては、『自転車少年記』『サクリファイス』 『セカンドウィンド』などかなり面白いものをこれまで 読んだ事があるかもしれないなぁ~ これらと比較するとどうも見劣りするかんじ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私的には現代の青年の自由と束縛がうまく融合した作品だと思います。旅路が拒絶と逃避が入り乱れて、主人公を青森県まで連れて行ってました。日常からの解放という青春っぽい内容でした。出来れば高校時代に読んどきたかった。
Posted by
こっちで賞をやっておけばよかったのに~八王子から四谷の高校に通う2年生の本田は修理から帰ってきた車から発見された工具入れは、かつて貰ったロードレーサーのもので、試験中で午前中に帰宅した本田は自転車を組み立ててみることにした。夕方から寝てしまって起きた深夜、眠れなくなったので4時に...
こっちで賞をやっておけばよかったのに~八王子から四谷の高校に通う2年生の本田は修理から帰ってきた車から発見された工具入れは、かつて貰ったロードレーサーのもので、試験中で午前中に帰宅した本田は自転車を組み立ててみることにした。夕方から寝てしまって起きた深夜、眠れなくなったので4時に家を出て甲州街道を走り、皇居の周囲での陸上競技部の朝練に参加したが、自転車で来ているなら、飲み物を買ってきてほしいと云われ、コンビニの籠の重さに耐えきれず、始業時間まで姿を消すことにしたが、走り回っている内に秋葉原から、千住まで出てしまい、ちょっと遅れるぐらいならと、そのまま北上を続ける。埼玉・栃木・ちょっと群馬・再び栃木に行き、夜が来たので野宿する。宇都宮から山道を登り、福島から山形、いっそのこと日本海を見ようと鶴岡に至る。連絡は携帯電話だが、今のしっくりいっていない彼女には正直な話ができず、陸上の部長にはやむなく打ち明けるが、小中の同級だった鈴木さんには初めから本当の話をしている。鈴木さんに煽られるように北上を続け、台風に祟られた後の秋田ではサウナに泊まる。漸く辿り着いた青森でフェリーに乗るかどうか迷った末、鈴木さんの住む盛岡に行くことに決めた本田は徹夜で盛岡に入り、欠席連絡の為に電話をした学校で受けたのが顧問であることに気がつき、列車に乗ればその日の内に帰れることを知り、鈴木さんに会わずに帰ることを詫びるメールを入れると彼氏がいることが知られ、今の彼女に無性に会いたくなり、市川に急ぐ~ありそうで、なく。気があれば起こりそうな出来事
Posted by
高校生がただひたすら自転車を漕ぎ続ける。 なんとなくはじめた旅はやはり何の目的もないまま進んで行く。 誰とも喋らない。連絡手段は携帯だけ。 走る。食べる。寝る。また走る。ただそれだけ。 高校生のときに読んだ「黒冷水」ぶりの羽田圭介の本は予想外に青春一色で、驚いた。
Posted by
内容は主人公の男子高校生が学校をサボって、そのまま自転車で北へ向かうというもの。本当に、ただそれだけです。物語の起承転結が、全く以て分からない…。道路や風景の描写は退屈だし、主人公には共感出来ないし、何も伝わって来るものがありませんでした。それに彼女側からの視点が一切無いので、彼...
内容は主人公の男子高校生が学校をサボって、そのまま自転車で北へ向かうというもの。本当に、ただそれだけです。物語の起承転結が、全く以て分からない…。道路や風景の描写は退屈だし、主人公には共感出来ないし、何も伝わって来るものがありませんでした。それに彼女側からの視点が一切無いので、彼女が本当はどんな気持ちだったのかも分からないままです。あのメールや電話の遣り取りだけでそれが分かるのは、主人公と著者だけだろう…。ラストも何だかパッとしない感じです。
Posted by
自転車に関する描写は目につむってしまったら、あとは何を楽しめというのか。風景の描写がもっとリアルに欲しかった。消化不良ぎみではあるものの、それでも、辿りたくなってしまったのは自分が自転車乗りだからかな。
Posted by
自分の思春期にケータイが無くてホントよかった!と思わずにいられない、そんなワタシがどこまで走ってもケータイに縛られてる主人公にどうして感情移入が出来ようか。 東北なんて行かずに近所の公園を1万周でもしてればいんじゃ? …もしかしてヤングのディスコミュニュケーションがテーマ? ん...
自分の思春期にケータイが無くてホントよかった!と思わずにいられない、そんなワタシがどこまで走ってもケータイに縛られてる主人公にどうして感情移入が出来ようか。 東北なんて行かずに近所の公園を1万周でもしてればいんじゃ? …もしかしてヤングのディスコミュニュケーションがテーマ? んなわけないよね〜
Posted by
図書館にて。 なんだこりゃ、ありえない!と思ったけど、 若い時の無謀な感じ、疾走感、読んでいて気持ち良かった。
Posted by
ふだん電車で移動していると点と点を移動しているだけみたいになるけど 歩いたり自転車に乗ったりすると その間を埋める感じはする 歩くよりも自転車に乗る方が道の高低に敏感になるし。ギアを軽くすると全然進まないとか すごーーく わかる って感じ。
Posted by
なんか前作?のホラー的イメージが強かったせいか、なんか物足りない。 こういうのってやっぱ男の持つ感覚なのかな?自転車でどこか行くとかそういうので得る達成感とかさ。 うん、特になぁ。。。。
Posted by