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岩波講座 現代工学の基礎(14) の商品レビュー

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2022/01/10

「人工物の構造と特性」と「無機材料」の2分冊。 「人工物の構造と特性」は、人工物(artifact)という観点で論じられた本。タイトルから感じるのは、「工学」の中でも何をどう作るといったビジネス的側面より、「人工物とは何か」「人工物を解析する」というようなアカデミックな印象が強...

「人工物の構造と特性」と「無機材料」の2分冊。 「人工物の構造と特性」は、人工物(artifact)という観点で論じられた本。タイトルから感じるのは、「工学」の中でも何をどう作るといったビジネス的側面より、「人工物とは何か」「人工物を解析する」というようなアカデミックな印象が強い。 本の後半では「人工物と社会」と題して、世界史的な議論もあり、工学を志す人のための教養、という印象を受ける。 「無機材料」は、化学から材料工学へ発展させる一分野。陶磁器からガラス・ファインセラミックスなど、幅広い無機物質を材料とする工学についての本。 このあたりの分野はサイエンスからエンジニアリングへ、学問からビジネスへ繋がるような分野であるので、難しくはあるが、興味深い分野だと感じた。

Posted byブクログ

2011/08/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

無機材料 の主な内容は、  電磁的機能(導電,絶縁,半導、誘電,磁性)  光学的機能(透光,  熱,機械的機能(熱伝導,熱膨張,破壊応力,破壊じん性、高温強度)  生体,生化学  構造材料 人工物の構造と特性の主な内容は、  人工物のサイズ  人工物と熱エネルギー  動力  破壊と信頼性  人工物と振動  人工物と動作プログラム   開回路系   閉回路系  人工物と社会   発明

Posted byブクログ