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天切り松 闇がたり(第四巻) の商品レビュー

3.8

41件のお客様レビュー

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2014/02/02

松蔵の語りもいよいよ佳境?でももっと話して欲しかった……。銀子だったのか、志乃とはどうなったのか しかしながら、やっぱり栄治兄はカッコいい!何がってその生き様が、だ。 今にはない仁義なんだろうな、と感じた。

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2013/10/14

時代は大正から昭和へ移っているが、安心して楽しめるクオリティは、第4巻でも続いている。昭和初期という時代の暗さが、登場キャラ達の輝きを増している。

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2013/05/09

昭和侠盗伝、日輪の刺客、惜別の譜、王妃のワルツ、尾張町暮色の5編からなる「天切り松」シリーズ第4弾。 これまでのシリーズと異なり、時は昭和初期に移る。 戦争へ突き進む軍部などこれまでのシリーズとことなる雰囲気をもつ作品となっている。 現在の所、この第四弾以降の続きは出ていない...

昭和侠盗伝、日輪の刺客、惜別の譜、王妃のワルツ、尾張町暮色の5編からなる「天切り松」シリーズ第4弾。 これまでのシリーズと異なり、時は昭和初期に移る。 戦争へ突き進む軍部などこれまでのシリーズとことなる雰囲気をもつ作品となっている。 現在の所、この第四弾以降の続きは出ていない。目細の安吉一家の今後が知りたくもあり、知るのが怖くもある。 最後の「尾張町暮色」でいつもの様な展開となるが、終わり方をみるとこのシリーズはきっと終わりなんだなと感じる。 粋な〆。

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2013/04/13

闇がたりも最後。とは言っても別段シリーズを締めくくるような話は無いが、タイトルにもなった昭和侠盗伝は、通常より少し長めでスケールの大きい骨太な作品で、一層男気溢れる仕上がりになっている。全体を通しておこんがこれまでよりも人間らしさを前面に押し出していると言うか、やたらに女性らしさ...

闇がたりも最後。とは言っても別段シリーズを締めくくるような話は無いが、タイトルにもなった昭和侠盗伝は、通常より少し長めでスケールの大きい骨太な作品で、一層男気溢れる仕上がりになっている。全体を通しておこんがこれまでよりも人間らしさを前面に押し出していると言うか、やたらに女性らしさを感じさせる行動をとっていたのが良かった。 このシリーズは、思わず声に出したくなるような調子、言い回しが溢れんばかりで、どんな人に読んでもらうのがしっくりくるのかと思いめぐらせるのもまた一興である。

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2013/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸末期~昭和の近世を舞台にした小説は、本当に浅田次郎の真骨頂ですね。 らしさが出ています。天切り松 闇がたりシリーズの最終巻です。

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2013/01/25

目細の安一家が勢揃い! みんなとってもかっこいいです! こんなにかっこいい 親分や兄貴・姉さんをまじかにみてきた 松蔵に嫉妬すら感じます。     (^^)`  「昭和俠盗伝」「日輪の刺客」「王妃のワルツ」では、常兄ィ何をやってくれるのかと、読みながらワクワクでした。 やっぱ...

目細の安一家が勢揃い! みんなとってもかっこいいです! こんなにかっこいい 親分や兄貴・姉さんをまじかにみてきた 松蔵に嫉妬すら感じます。     (^^)`  「昭和俠盗伝」「日輪の刺客」「王妃のワルツ」では、常兄ィ何をやってくれるのかと、読みながらワクワクでした。 やっぱ!かっこいい~!!

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2012/12/30

―――ついに寅弥が我が子のようにいとおしんでいた勲にも召集令状が届く。 国の無体に抗おうと、松蔵らが挑んだ企みとは? 激動の時代へと呑みこまれていく有名無名の人々に安吉一家が手を差し伸べる五編。 人の痛みを、声なき声を、昭和の侠盗が粋な手並みですくいとる。 一応これが天切り松...

―――ついに寅弥が我が子のようにいとおしんでいた勲にも召集令状が届く。 国の無体に抗おうと、松蔵らが挑んだ企みとは? 激動の時代へと呑みこまれていく有名無名の人々に安吉一家が手を差し伸べる五編。 人の痛みを、声なき声を、昭和の侠盗が粋な手並みですくいとる。 一応これが天切り松シリーズ最終巻かな? 最初に収録されてる『昭和侠盗伝』では安吉一家全員がカッコいいです 連作短編ではありますが、もうちょい大団円なラストがあっても良かったかな、という感じです

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2012/08/20

天切り松、最終巻です。。 相変わらず皆カッコ良いのだけれど 何だか他の巻と違って今一しっくりこず。。 個人的な感想としては一巻が一番好きでした!

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2012/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天切り松シリーズの最終巻。 とはいえ「このシリーズである必要はない」と、そんなふうに思える作品がほとんど。 どちらかというと、作者の中に昭和モダンの時代小説を書きたいという気持ちが先にあって、そのためにシリーズの登場人物を「使った」のではないかという気がする。 だから、もちろんいつもの「天切り松」シリーズの一環として読んでいいのだけれど、ピカレスク・ロマンとしての味わいよりも、ひとつの時代に呑み込まれていく人々の姿を描いたオムニバス短編小説のような味わいのほうが強かった。

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2012/08/15

シリーズ第四巻。相変わらずかっこいい大人がたくさん。 語り口調や時代背景が粋。 実在の人物や事件に登場人物が絡んでくるので リアルに天切り松から話を聞いてる気分。

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