聴き上手が人を動かす の商品レビュー

清水隆一【著】

2019/06/15

コーチングについて書かれた１冊。

相手を「観察する、聴く」。
そこから始めることが最も重要だと改めて気づかされた。

相手を注意、間違えを指摘すると萎縮し、防衛体制に入ってしまう。それでは問題解決には繋がらない。

組織として何を目指すのか、そこはティーチングで良いと思うが、そのためにどうするのかはコーチングの理論が重要となるのではないか。

野球について例に挙げて解説がされているが、看護の現場でも十分参考になる１冊。

2009/10/04

父より。

コーチングについての本。
没個性な選手へとなる、選手を萎縮させるコーチの一言。

観察し、傾聴することが大事。求められてもいないのにアドバイスをしたりと、余計な世話が、相手を成長させない。

落合さんも言っていたが、指導者は気づかせ屋であればいいのだと思った。

傾聴し、論理的に聞いてあげる、「じゃあ、その欠点を直すには(長所を伸ばすには、など)どうすればいいかな？」と。

導かせる主体が、違う。

それ以上に印象的だったのは、花咲徳栄の雰囲気の変化。レギュラーじゃない選手は練習試合が少ないし、レギュラーにもなるチャンスが限られ、試合に勝ち続ければ応援を請け負うため、「早く負けろ」と思っている選手がいるということ。

そうだね、華やかな一面しか見ていないと気づかないよね。

チームのそういう事情、不満に耳を傾けていくことの重要性以上に、そのことが気になった。

2009/10/04

コーチング。
人の上に立って引っ張って行きたい人へ。
そのノウハウが詰め込まれた一冊。
そうじゃない人も一読の価値アリ。
コミュニケーション能力↑↑

2009/10/04

2008/6
スポーツを題材としているが、どのジャンルなのか分けるのに戸惑った一冊。組織論でもあるような教育論でもあるような。ま、コミュニケーションについて当たり前のようなことが実例豊富に書かれている。