「3本線ノート」で驚くほど学力は伸びる! の商品レビュー
ノートの使い方一つで大きな変化があるとわかった。以前、橋本先生の元で授業を受けており、今は塾講師として働いているのだが、読み返してみると授業内で取り入れるべきことがかなりたくさんあった。
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[江戸川区図書館] 間地秀三さんの「見るだけで頭に入る算数」に似た著を探してみたら橋本さんを知り、この人の他の本はと思って検索したら、「三本線ノート」というお題目が目についたので、数冊それに関する本を取り寄せてみた。同著者による同内容の著書は、基本的に複数並行して読むと理解が深...
[江戸川区図書館] 間地秀三さんの「見るだけで頭に入る算数」に似た著を探してみたら橋本さんを知り、この人の他の本はと思って検索したら、「三本線ノート」というお題目が目についたので、数冊それに関する本を取り寄せてみた。同著者による同内容の著書は、基本的に複数並行して読むと理解が深まるし、発刊順などに読んで行くと、ブラッシュアップされていく反面、内容が出し惜しみされていく傾向がよく見えてきたりするのが面白い。 借りた中では、一番古く、これと2冊目は勉強面に関してだったけれど、やはり古い方が懇切丁寧かも。 ただ、1&2章は前ふりで、実際は3, 5, 6章がメイン。そして7つめの終章は親が子に対してすべきこと(実際にはしてはいけないこととして、「親が子どもに勉強を教える(考える習慣を摘んでしまう)」、「簡単にほめる、すぐにしかる(客観的な評価をすべき)」、「完全に、完璧にという言葉を口にする(100%を求めないからこそ自信が生まれる)」の3つ)を述べている。 特に6章では3本線ノートの基本とする算数以外の教科について具体的にページ絵図と共に紹介されている。 ※ノートは基本的に「黒のボールペン」で書き、先生の協調部分は「赤のボールペン」、問題を解いて覚えていなかったところは「青のボールペン」で書く。 ■国語: 線の引き方はそのまま、ノート見開きを縦にして使い、国語辞典をひき、ノートに1行でまとめていく) ■英語&理科(第二分野=生物・地学)&社会: ノートを1ページごとに使う。線は横引きで下段には復習ポイント。 ■理科(第一分野=物理・化学)&算数: 基本の算数と一緒。横見開きの右ぺージに縦線を引き、右ぺ次の左側をまとめの欄、右側を筆算や計算欄として使用する。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
以前、同じ著者の『3本線ノート術』を読んだが、今回は、3本線ノートを使ってどう学習するか、いかに学力を伸ばすかがテーマである。 授業中、先生がしゃべったことを闇雲にノートにメモったところで、学習としては効率が悪い。ノートの使い方はなぜ大切なのか、ダメなノートとはどんなノートか、学力を伸ばすには3本線ノートをいかに活用するのか、長年進学教室を経営してきた著者が、その知見を惜しげもなく披露する。 圧巻は、第4章以降の教科別の学習の仕方(3本線ノートの活用の仕方)だが、全体を通して保護者向けに書かれているので、この本を我が子に渡し、あとはよろしくとは行かないところが残念だ。 この本で学んだことが我が子に通用するかはまだ試していないが、小中学生の子どもをもつ保護者であれば、ぜひ読んでおいて損はない1冊である。
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社会人大学生なので… どこまでヒントになる内容がこめられてるか と思ったけど… 「中高受験の云々ーーー」 という吹き出しがあるくらいなので やはりその辺の学習時向けのノート提案だった。 まぁそれを応用して活用すればいいのだろうけど 自分のノートはマインドマップ形式のほうが 向いて...
社会人大学生なので… どこまでヒントになる内容がこめられてるか と思ったけど… 「中高受験の云々ーーー」 という吹き出しがあるくらいなので やはりその辺の学習時向けのノート提案だった。 まぁそれを応用して活用すればいいのだろうけど 自分のノートはマインドマップ形式のほうが 向いてるなということは再認できたので その点だけ良かったという感じ…
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小学生、中学生(の親や指導者?)向けのノートの取り方本。 暗記系の資格試験などにも応用できるかも?
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ノートの取り方の本だ。メモではない、ノートだ。ノートを勉強というプロセスの現場として扱おうという本だ。 サラリーマンである私は、企業内の情報化の常道を想起してしまう。イベントのデータからナレッジのデータベースを作るプロセスとよく似ているなあと思う。とても賛同できる本だ。 ...
ノートの取り方の本だ。メモではない、ノートだ。ノートを勉強というプロセスの現場として扱おうという本だ。 サラリーマンである私は、企業内の情報化の常道を想起してしまう。イベントのデータからナレッジのデータベースを作るプロセスとよく似ているなあと思う。とても賛同できる本だ。 また随所に企業の中で行われている無駄取りやカイゼンの手法の根源にある考え方と近接したものを感じる。 例えば、ルーズリーフは間接業務の温床であるから無駄であり、駄目だという。鉛筆は「見える化」に反するから駄目だという。素晴らしい着眼であると思う。 本論を私は下記のように理解した。 (1)ノートは時間軸の順序で書いてゆくべきものだ。ただし左側だけ。 (2)その左側に記述された事象から得られたことを見開きの右側に書くこと。 (3)これによってこの欄が独立する。自分が得られた知見をはっきりと明らかにする。 (4)さらに復習のときにこの右側を通覧して観て行くことで理解が定着する。 (5)更に、ノートであるから、右から左をみれば、その知見の素になった実際の問題を解決した筋道がわかる。トレースできる。(企業でいうところのトレーサビリティだ) 実にわかりやすい。子供の勉強に一部分を実践させてもらっている。
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そのタイトルに惹かれて購入。とても興味深かった。ノートの作り方ひとつで子どもたちの頭の中はスッキリ整理されて「本当の学力」がつく。私が自分のものにしなくてはいけない(もっとそのメソッドについて勉強しなくてはいけない)ので、即実践というわけにはいかないが、これを自分流に変えていけた...
そのタイトルに惹かれて購入。とても興味深かった。ノートの作り方ひとつで子どもたちの頭の中はスッキリ整理されて「本当の学力」がつく。私が自分のものにしなくてはいけない(もっとそのメソッドについて勉強しなくてはいけない)ので、即実践というわけにはいかないが、これを自分流に変えていけたらと思う。そういう点でヒントを得られる1冊だった。子どもたちの学習プロセスを正しく理解できる、読みやすいノウハウ本である。
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