船乗りクプクプの冒険 の商品レビュー
「初めて文庫本を読ん…
「初めて文庫本を読んだ時」ってすごく大人になった気がした。それが小6で、この本。いい本に出会えて良かったねって今思う。読み返すと結構哲学的な人生訓なども盛り込まれてたんだとわかるが、そんなのどーでもいいくらい、大人が読んでも素敵でワクワクする。極上のメルヘン。心が洗われました。挿...
「初めて文庫本を読んだ時」ってすごく大人になった気がした。それが小6で、この本。いい本に出会えて良かったねって今思う。読み返すと結構哲学的な人生訓なども盛り込まれてたんだとわかるが、そんなのどーでもいいくらい、大人が読んでも素敵でワクワクする。極上のメルヘン。心が洗われました。挿し絵もGOOD。
文庫OFF
まぁ確かに子供向けの本ですよね、そういう意味では良い本なんだと思います。がすれてしまった今となっては、ダークな部分が足りないなと思ってみたり。 駄目ですなぁ、当方。こういう本は無心で読んでクスっと笑わないといけないものなのに。
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著者の北杜夫さんが作中にキタ・モリオ氏として出てくる面白さもあるけれど、それだけではなく、人生の教訓や社会のルールなどが話に織り込まれており、子供の時にも一度読んでおきたかった、将来子供をもったら読ませたい、と思える作品。でも、大人になってから読んでもワクワクできると同時に、大...
著者の北杜夫さんが作中にキタ・モリオ氏として出てくる面白さもあるけれど、それだけではなく、人生の教訓や社会のルールなどが話に織り込まれており、子供の時にも一度読んでおきたかった、将来子供をもったら読ませたい、と思える作品。でも、大人になってから読んでもワクワクできると同時に、大切なことを再確認できるので、読んで良かったと思う。
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最も敬愛する作家である北杜夫さん。 久しぶりに再読。 北さんのユーモアが詰まった童話。 軽妙な内容で軽く読み進められるが、最後は作者の思想を突きつけられて、爽快。 クプクプ改めタローがどうなるか分からないままに終わるのも、単に行って帰る物語でない面白さがある。 キタ•モリオなる人物も登場するが、自分自身をここまで面白く、嫌味なく、笑いに出来る北さんの魅力溢れる作品。
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読み手と作者と登場人物とその中をいったりきたり ファンタジーとユーモア、文明人の土人からがとてもすきです クプクプはこれから帰れないのか、これからまたこの感じがエンドレスなのかとか
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中学1年の時、私を本の世界に導いてくれた一冊。北杜夫とは思えない馬鹿馬鹿しい内容で、本を読む楽しさだけでなく、書く楽しさまでもが読んでいて伝わってくる。小中学生に読んで欲しい
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中学時代の愛読書。こんな面白い小説があっていいんだ!と感動した。登場人物が、みんな可愛らしくて素敵。
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冒険ものなのに,とってもゆるーい. どんどんページが残り少なくなっていくのに, 話は全然終わりそうな雰囲気じゃない. なんだかぽやんとした物語でふふふって笑いたくなる感じ. 長新太のカバーと挿絵も良い.
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小学生の頃の愛読書。大きなハードカバーで何度となく読み返し、どうすればクプクプと友達になれるのか、読むたびに切ない想いをしたものだ。
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近頃、ヴァーチャルとリアルの違いとか関わりとかを ふと考えちゃうことがあって…たとえば、巷のSNSなどは、 どこまでがリアルでどこからがヴァーチャルなんだろなんてこと… FBがリアルでMixiがヴァーチャルとは一概に言えないだろうし… で、この本、そうした気持ちで読んでたからかもしれないけど、 そうしたヴァーチャルとリアルは密接にしらんぷりをし、 関係なさそうで、しっかりと絡んでいるのだと、感じたんです。 なにしろ、作品世界に作者が登場しちゃうんだもの… 作者の実存はリアルで、作品世界はヴァーチャルってこと? ま、そんなことを思いながらも、しっかりと冒険譚 楽しめました…つまり、ヴァーチャルだろうがリアルだろうが 冒険はわくわくどきどきの世界なんです…そして未来を見てる! ラストシーンは感涙ものですョ! ―海、海、海、どこまでもつづく広い海。 やさしくそしてあらあらしい海。 ぼくはおまえが好きだ。 ほんとうに好きだ。 ぼくはもっとおまえのなかへはいっていこう!
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