アンダルシーア風土記 の商品レビュー
知っているようで知らない、アンダルシーア(と言いつつ割とイベリア半島を網羅した)の中世までの通史を紐解く本。レコンキスタがかなり一進一退で数々の不測の事態から成り立っていたことを初めて知った。ベルベル人強すぎ、ユダヤ人嫌われすぎ。 当時勢力範囲の中にあったイスラームは当然として、...
知っているようで知らない、アンダルシーア(と言いつつ割とイベリア半島を網羅した)の中世までの通史を紐解く本。レコンキスタがかなり一進一退で数々の不測の事態から成り立っていたことを初めて知った。ベルベル人強すぎ、ユダヤ人嫌われすぎ。 当時勢力範囲の中にあったイスラームは当然として、隣国アンジュー(当時はイギリス領)、フランス、イタリア、神聖ローマ帝国をも巻き込んだ群像劇は日本の戦国時代に勝るとも劣らない面白さがある。と、同時に自分の世界史に対する知識の浅さを痛感させられた。世界システムなんかもそうだけど、もっと勉強が必要だなぁ。
Posted by
永川さんの本ということで何の気なしに読んだが、なかなか読ませるとても良い本だった。絶版のようで入手が難しいのが残念。 ※追記:Kindleで読めるようです。
Posted by
めっぽう西洋の歴史に疎い。 それでも、多くの人たちが古代ローマをはじめ西洋の歴史を楽しそうに紹介している記事を見るので、トライしてみた。 ワクワクがとまらないというレベルにはまだ到達していない。それでも、しばらく前に感じていたようなチンプンカンプンな読後感も薄れてきた。 今年...
めっぽう西洋の歴史に疎い。 それでも、多くの人たちが古代ローマをはじめ西洋の歴史を楽しそうに紹介している記事を見るので、トライしてみた。 ワクワクがとまらないというレベルにはまだ到達していない。それでも、しばらく前に感じていたようなチンプンカンプンな読後感も薄れてきた。 今年は、西洋の本を読み続けていきたい。
Posted by
スペイン アンダルシア地方を巡る歴史物語。古代ローマ帝国の時代から神聖ローマ帝国、イスラム教の時代など、アンダルシア地方の盟主は時代と共に変わっていく。1つの地方の移り変わりを追いかけていくだけだがとても深く味わい深い。
Posted by
近現代まで解説してあるものと思っていたらコロンブスの出発までで少し拍子抜け(しかも読み返してみたら前書きにちゃんとそう書いてありました)。しかし巻末の年表や世界史の資料集なんかを並行して見ながら読むと結構面白いです。
Posted by
- 1