ウチのシステムはなぜ使えない の商品レビュー
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サクッと読めて、なかなかおもしろかった。 内容は、ユーザ向けのIT業界解説本といった感じ。IT業界以外の人からすると信じられないようなことが書かれているが、当たらずとも遠からずなので恐ろしい。 特に、第3章のケーススタディは極端ではあるが、ありそうな話しなんだな。 筆者は大学の先生みたいだけど、文書は全然堅くなく、読みやすい。 同世代(てか3つ下)なので、暗黙知の部分に共通項があるのかもしれないが。 他にも著作物はあるようなので、読んでみるかな。
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元開発系SE(爆)だったワタクシとしては、 腹がぐんにゃりするような黒い笑いがこみあげて仕方ありませんでした。 http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1028.html
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セキュアドのテキストでお世話になった岡嶋さん。目新しい話はなかったが、どこも一緒なんだと読後妙な安心感が。
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10/1:むう。 おもしろいが極端かな。 イマドキわけの分からない提案をするベンダーもいないし、何となくでベンダーを決めるユーザー企業もなかろう。 同じ業界の人間としてはライトに読めて楽しいのだけどあまり得るものは無いかな…共感できる問題提起もされているが、それに対しての答えや筆...
10/1:むう。 おもしろいが極端かな。 イマドキわけの分からない提案をするベンダーもいないし、何となくでベンダーを決めるユーザー企業もなかろう。 同じ業界の人間としてはライトに読めて楽しいのだけどあまり得るものは無いかな…共感できる問題提起もされているが、それに対しての答えや筆者の考えが書かれていないのでね。
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いや、本当にうちの会社のシステムって使えない!糞システム! そんな日頃のボヤキ感も溜まっていたので読んでみました。 SEとはどんな人達か。かなり極論っぽい視点で語られてはいるものの、面白おかしくすんなり最後まで読めました。 やはり、モノを頼む側、作る側のコミュニケーションやバック...
いや、本当にうちの会社のシステムって使えない!糞システム! そんな日頃のボヤキ感も溜まっていたので読んでみました。 SEとはどんな人達か。かなり極論っぽい視点で語られてはいるものの、面白おかしくすんなり最後まで読めました。 やはり、モノを頼む側、作る側のコミュニケーションやバックボーンは理解しないとダメですね。 ちなみに、ITパスポートや基本情報処理技術者の試験問題によく出るシステム開発手法の事などが実例を交えてちょくちょく出てくるので、受験者は1度読んでおくと良いかもです。
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SEとの付き合い方。 仕事でシステム構築を検討したことがあります。いつまでも手作業していないで早くシステム化するようにとの会社の指示で、いろいろな手法を検討しましたが、システム化が必ずしも効率化に繋がらないことが判り結局見送りになりました。その中でSEに相談する機会がありましたが...
SEとの付き合い方。 仕事でシステム構築を検討したことがあります。いつまでも手作業していないで早くシステム化するようにとの会社の指示で、いろいろな手法を検討しましたが、システム化が必ずしも効率化に繋がらないことが判り結局見送りになりました。その中でSEに相談する機会がありましたが、コミュニケーションが難しく、こちらの意図が上手く伝わらず誤解されたというケースもありました。IT化に纏わる失敗やSEとユーザの関係から、いかに上手くSEと付き合うかを指南したのがこの本です。システムに関わる仕事をする場合には、読んでおいたほうが良いかもしれません。
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SEを知らないおじいさんが上から目線で知ったかぶりをしている。ユーザに向けて書いているようだが無益どころか有害なのでは。
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エンジニアは技術を、営業は利益を第一に考える。エンジニアは最新の技術に眼が無く、営業が取ってくる案件には興味がない。使い古された技術を運用するだけだから。 営業は予算を達成するために、案件をとる。エンジニアからすればありえない予算や納期の案件でも。「利益のためなら仕方ない……」...
エンジニアは技術を、営業は利益を第一に考える。エンジニアは最新の技術に眼が無く、営業が取ってくる案件には興味がない。使い古された技術を運用するだけだから。 営業は予算を達成するために、案件をとる。エンジニアからすればありえない予算や納期の案件でも。「利益のためなら仕方ない……」。 システムという眼に見える成果を出せる開発者と、開発が作ったシステムが正しく稼働させる運用管理者。システムは稼働して当たり前、という名目の元、ひとたびシステム障害が生じたら、その責任は管理者に。 「自分が作ったシステムじゃないのに……」。 上流工程には「プロジェクトマネジャー」「システムアナリスト」「システムコンサルタント」みたいなカタカナ職種のオンパレード。その仕事は顧客の用件を抽出し、真の問題点を導き出し、解決策を提示すること。実際は技術を少しかじった元営業や、人見知りしないSEなどが務めていることも少なくないとか。 「21世紀の日本はIT土建屋国家」 になってしまうのかもしれないと本気で思う。いや、もうそうなってしまっている。 建築業界でいう所の建築士と実際に建物を建てる人、その間に溝があるように、IT業界における上流工程と下流工程を担当する立場の間にも、建築業界のそれに似た溝がある。袂を分かつどころの話じゃない。 どうすれば溝は埋まるのか。違う立場にある人通しがお互いの職業をより理解しあうことがまずは必要なのだろう、と甘っちょろい考えしか出てこないのが歯がゆいのだが。まずはそこから始めなければならない。 IT業界は、コンシューマー分野の発展ばかり見てたらいかんぜよ。こういう血なまぐさい情報を追いかけていかなだめ、と自分に言い聞かす。 IT業界で仕事をしている人は、読んでおいて損は無い。自分の立ち居地が良く分かると思う。
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■目次 第1部 SEという人々(SEという生き物 開発系の人々 開発技術者の周縁の人々 運用系の人々) 第2部 SEと仕事をするということ(間違いだらけのIT企業選び システム開発を依頼する SEへバトンタッチ システム開発の工程を追う) 第3部 ユーザとSEの胸のうち ■レ...
■目次 第1部 SEという人々(SEという生き物 開発系の人々 開発技術者の周縁の人々 運用系の人々) 第2部 SEと仕事をするということ(間違いだらけのIT企業選び システム開発を依頼する SEへバトンタッチ システム開発の工程を追う) 第3部 ユーザとSEの胸のうち ■レビュー ・
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一読、抱腹絶倒。システム担当者になる日に備えて保有しておきたい本か。この作者は「暗証番号はなぜ4桁か」のような、ITをわかりやすく説明するのがうまい。最後のユーザーCIOとシステム納入側の開発者との掛け合いが笑える。
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