XBRLの衝撃 の商品レビュー
☆$$まあまあ。XBRLについて触りだけって感じで、$$突っ込んだ内容ではなかった。$$絵も多く理解はしやすかった。
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XBRLとは、会社の決算書をはじめ、さまざまな報告書を作成・流通・利用するために開発されたXMLベースのコンピュータ言語である。いわば、XML技術を応用して世界標準のフォーマットを作成しようとしている動きであり、個人的にもなかなか興味深い取り組みだと思った。情報のフォーマットを統...
XBRLとは、会社の決算書をはじめ、さまざまな報告書を作成・流通・利用するために開発されたXMLベースのコンピュータ言語である。いわば、XML技術を応用して世界標準のフォーマットを作成しようとしている動きであり、個人的にもなかなか興味深い取り組みだと思った。情報のフォーマットを統一的に定義することで、その情報の操作性が容易になる効果が期待できる。XBRLによって、今後の金融業界全体の仕組みが変わるかもしれない。
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【要旨】 XBRL(eXtensive Business Reporting Language)とは、企業の様々な報告書を作成・流通・利用するためのC言語(XLMの応用)である。2008年4月から金融庁の有価証券報告書等の電子開示システム“EDINET”で、2008年7月から...
【要旨】 XBRL(eXtensive Business Reporting Language)とは、企業の様々な報告書を作成・流通・利用するためのC言語(XLMの応用)である。2008年4月から金融庁の有価証券報告書等の電子開示システム“EDINET”で、2008年7月からは東京証券取引所の適時開示情報伝達システム“TDnet”で適用開始される。その他国税・地方税や銀行の投融資などにも使われていく。 XBRLの利点は、1.データのまま交換できる、2.情報の収集・加工・分析が自由にできる、3.情報の比較可能性が高まる、4.多言語に適応、5.目的に応じ拡張できる、6.アウトプットの形を選ばない、7.国際標準の技術である、ことが挙げられる。 また、企業側のメリットとしては、1.意思決定の迅速化(リアルタイムで把握)、2.経理業務の効率化・コスト削減(省力化)、3.連結決算処理の迅速化(データのまま交換)、4.情報開示の迅速化、5.戦略的な情報開示が可能(非財務情報の掲載)、6.内部統制システムへの応用、が挙げられる。 【感想】 IT化により誰でも情報を入手できるようになった。企業不祥事などもあり、内部統制の重要性が声高に叫ばれるようになり、もう一方で会計基準の国際的な標準化が進んでいる。こうしたタイミングに会計・報告書に関する万能ツール(?)が普及し始めているのは、非常に良いことである。このXBRLがビジネス環境を大きく変えていくことは明らかである。内部統制も含め、企業システムをどう変えていくのか。 また、日本では、貯金から資産運用の時代へと変わっていく。その中で企業情報を入手・加工しやすくなるというのは、喜ばしいことだと思う。こうした一般投資家の動きも企業を変えていくと思う。本書に出ていたように、戦略的に情報開示をしていく、つまり非財務情報を様々な意図を持って、開示していくことが重要になってくると思う。 【目次】 プロローグ 201X年、企業はこう変わる! 第1章 XBRLの魅力を知ろう! 第2章 XBRLの背景と歴史を知ろう! 第3章 XBRLのしくみを理解しよう! 第4章 XBRL導入で会社はこう変わる! 第5章 XBRLの登場で利用者はこう変わる! 第6章 XBRLの導入事例 第7章 XBRLの現状と今後の展望
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お仕事、勉強用 タクソノミって、WEB2.0のtaggingのことじゃん。 社内システム/会計システムっていう視点だと目新しいのかな。 でもWEBに詳しくないベンダーさんが使いこなせてるのだろうか?
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最近DHBRなどで特集が組まれていて気にはなっていましたが、XBRLの内容は確かに多くの分野に影響を与える可能性を持っています。 私の興味・関心の領域である公会計改革に適用したらどうなるのか、という視点で読んでみました。 地方自治体のディスクロージャーもXBRLを導入することに...
最近DHBRなどで特集が組まれていて気にはなっていましたが、XBRLの内容は確かに多くの分野に影響を与える可能性を持っています。 私の興味・関心の領域である公会計改革に適用したらどうなるのか、という視点で読んでみました。 地方自治体のディスクロージャーもXBRLを導入することによって、かなりの程度目的が達成されうるのではないだろうかと感じました。 無論、公開してはマズイ面もあるので急には無理でしょうが、可能な自治体から出来る限りやっていくことで、 例えば海外の機関投資家などから地方債を通じた資金調達をすることなども可能になるのでは?などと勝手に妄想していました(笑) 内容に関しては、入門編といったところで、XBRLの概要を知りたいという人にはおススメです。 ただし、それ以上の実務的or専門的な内容まではふみ込んでいないという印象でした。
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XBRL=eXtensible Business Reporting Languageの略らしい。XMLの一種として、会計用にチューニングされたもので、EDINETやTDNETでは2008年以降、この形式による報告が義務付けられる。本書はXBRLがどういう用途に使われるのか、定性...
XBRL=eXtensible Business Reporting Languageの略らしい。XMLの一種として、会計用にチューニングされたもので、EDINETやTDNETでは2008年以降、この形式による報告が義務付けられる。本書はXBRLがどういう用途に使われるのか、定性的な話が多く、その中身についてはほとんど触れられていない。紙(PDF)ベースから、XBRLベースに移行することで、企業間の比較など、利便性はUPするだろうけれど、そんなに透明度がUPするかどうか、ちょっと疑問な点も多い。でも、今後はXMLについて一度、読んでおく必要があるかもしれない。
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