スパイダー屋敷の晩餐会 の商品レビュー

メアリーハウイット【原詩】,トニーディテルリッジ【作】,別所哲也【訳】

2014/10/22

危険人物と噂されているスパイダーの口車に乗って、
部屋の中に入ってしまうきれいなフライ。

子供の教育に良さそうです。

2013/12/21

ストーリーとしては単純ですが､白黒の絵が｢ナイトメアビフォアクリスマス｣みたいで世界観がきれいです｡

2013/02/22

古い詩に新しい絵をつけた教訓本。
白黒の絵がかわいい。ナイトメアビフォアクリスマス系。

お話はまあ、普通に。王道というかこれが王道になったんだろうな。
フライのおばかさんらしさが途中まであまり見えない。
でも話している時点でおばかさんなのか。
フライはドラゴンフライだろうか。

よくあるトナカイの首の壁飾りみたいなのは恐ろしいものだなってのを久しぶりに思い出した。

挿絵の人が好きな「エド・ゴーリー」っていうのはエドワード・ゴーリーだろうか。

2012/03/07

一度はスパイダーの巧みな誘いを逃れたものの、自ら甘い罠に戻ってしまう虫のお話しを、教訓として描いた絵本です。

独特なタッチの黒と白の絵柄は、ちょっと怖がる子もいるかもしれませんが、小学生くらいの子に注意を促す時にも使えそうです。

2010/10/04

紳士的な？スパイダーのあの手この手の誘惑を、フライ(蝿）のお嬢さんはちゃんと断りきれるでしょうか？
可愛らしいタイプの絵柄なのに、全ページ白黒で、内容もちょっと怖い。読了後、なんとも言えない後味の悪さが後を引きつつ、嫌いになりきれず、もう一度イラストをじっくり見てしまう…。
寓話形式の教訓詩をホラー映画からインスピレーションを得て絵本化したというから当然かもしれない。
本当は怖い童話系な感じ？（←本として読んだことはないので合っているかわからないけど＾＾；）

2010/02/14

フライ夫人馬鹿過ぎる！
何の救いもないバッドエンドにビックリした。
教訓のお話と聞いて納得。
うまい話には乗ってはいけないという事でした。

2009/10/07

お話は全ページ表紙と同じモノトーン。
登場人物（？）は、あやしげなスパイダーのおじ様と、かわいいとんぼ（？）のフライお嬢さん。言葉巧みに自分の屋敷に引き込もうとするスパイダーとフライお嬢さんのやり取りが、なんとも危険な香り。
そして、描かれている絵が、ちょうど外国の怪しげな映画を髣髴させます。

衝撃的な、ハッピーエンドにならない結末。
子ども達に向けた「甘い誘いにはご用心。　狙われるのはフライだけではない」というのも、インパクトがあります。