ショージ君の一日入門 の商品レビュー
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「ショージ君の一日入門」4 著者 東海林さだお 出版 文藝春秋 p54より引用 “だから自分でなにかを新しく始めようと思うとまず、 「それはお金がかかるのか」 ということを考えるようになってしまった。” 漫画家でありエッセイストである著者による、 色々な職業や趣味の学校などを体験して回る一冊。 探偵学校から書道教室まで、 いつもながらの楽しい文章で書かれています。 上記の引用は、 テニスクラブへの体験入門の回の一文。 著者の母は何かを始めようとすると、 決まってお金がかかるのか聞いたそうです。 私もこのことはとても重要だと思います。 毎日の生活を圧迫するほどお金がかかる趣味は、 始めないほうが良いかも知れないなと思います。 本書ではいつもはあまり見かけない著者の写真が、 各話ごとに掲載されていて、 楽しそうで苦しそうな著者の様子を存分に見ることができます。 雑誌掲載が昭和52年からと結構な昔なので、 著者の若さも見所の一つだと思います。 白黒だからわかりにくのが難点ですが。 ーーーーー
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