梅安最合傘 の商品レビュー
仕掛人シリーズの第3…
仕掛人シリーズの第3作目。やはり…というか、ついに小杉十五郎が仕掛人になりましたね。香具師の元締にも悪人が出て来るようになり、短編集でありながらも人間関係に深みが加わり、物語に幅が出てきました。
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かつての命の恩人が悪…
かつての命の恩人が悪人であることを知る藤枝梅安。苦悩するも殺しを決意する。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ第三集です。 今回は5編で、一つだけ殺しの技を使わない話がありますね。 あと、衆道な話も一つあります。 相変わらずおもしろいですね。 そして読みやすいのでさくさく進みます。 読みたくなるような展開が進んでいくので一気に読んでしまえます。 基本的には、この世に居てはいけない悪人のみを殺すというのが仕掛人なのですが、それを差配する側が実は悪人で始末されるという話が幾つかあったりして、なかなかおもしろいです。 音羽の半右衛門も始末されちゃったのかと思ったら、勢力拡大するつもりは無く火の粉を振り払っただけということで始末されずに済んだのにはちょっと安心。 基本的に痛快なので、闇の世界の話なのに明るいというか楽しいんですよね、物語が。 いや、ホント面白かったです。
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久しぶりに再読。 ドラマを見ているせいか、すっかり梅安=渡辺謙のイメージで。 彦さんも梅安も、優しいひとだなあ。
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池波正太郎のシリーズ物でもう一つはまった作品。 テレビでやっている必殺仕事人の元になった作品やけど、実際の本の中身は情緒たっぷりな内容。 何度読んだか知れませぬ。
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命の恩人が敵持ちの極悪人と知って、梅安の気持ちは複雑微妙。だが、目を覆う悪逆ぶりに心は決まる。”恩人”を仕掛ける表題作。仲間の剣客小杉十五郎を狙う浪人を逆に葬る「梅安流れ星」。仕掛けの現場を見られて苦境に陥る「梅安迷い箸」他3編。凄絶な死闘と人情の機微を描いて一気に読ませるシリー...
命の恩人が敵持ちの極悪人と知って、梅安の気持ちは複雑微妙。だが、目を覆う悪逆ぶりに心は決まる。”恩人”を仕掛ける表題作。仲間の剣客小杉十五郎を狙う浪人を逆に葬る「梅安流れ星」。仕掛けの現場を見られて苦境に陥る「梅安迷い箸」他3編。凄絶な死闘と人情の機微を描いて一気に読ませるシリーズ第3集。 【感想】 http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50569050.html
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北京で読む。日本語をつかわない地域ではじめて日本語に飢える感覚。おいしい日本語日本的表現の池波正太郎本。
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